ペルディード(メキシコ湾)
Perdido spar, Gulf of Mexico

メキシコ湾の沖合約320 kmにあるシェルのスパー(円筒形)プラットフォーム。水深約2,450 mの海に浮かび、2010年の稼働時には世界で最も深い海域の浮体式石油プラットフォームだった。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- アメリカ合衆国
- 種類
- インフラ
- 種類
- 油田
すぐわかる答え
ペルディード(メキシコ湾)はどこにありますか?
アメリカ合衆国にあります。
ペルディードは、シェルが運営する、メキシコ湾のうかぶ石油の台です。深さ約2,450mの海に係留されていて、2010年に石油の生産を始めたとき、世界でいちばん深いうかぶ石油の台でした。「ペルディード」はスペイン語で「なくした」という意味です。「スパー」という、海底に固定されたケーブルでその場所にとめられた、背の高いうかぶ円柱です。
台は、岸から約320kmの、石油やガスがゆたかな「ペルディード褶曲帯」の上にあります。グレート・ホワイト、トバゴ、シルバーチップという3つの油田の中心の役目をしています。いちばん多いときで、1日に約10万バレル(石油換算)を処理します。
2つに分けてつくられた
重さ約2万2,000トンのスパーの船体はフィンランドのポリでつくられ、約1万3,200kmはなれたメキシコ湾まで船で運ばれました。重さ9,500トンの上の部分(トップサイド)は、テキサス州コーパスクリスティで別に設計してつくられました。2009年3月、巨大なクレーン船「ティアルフ」が、トップサイドをスパーの上の4本の柱の上にもち上げました。寒いフィンランドと暑いテキサスの温度のちがいで、部品ののび方がちがったので、コンピューターで動くレーザーが位置合わせを手伝いました。
深い海で働く
台は、35本の海底の井戸から石油をくみ上げていて、そのうち22本はスパーの真下にあります。井戸は、44kmの海底のパイプラインと、「ライザー」とよばれる5本のやわらかい管でつながっていて、石油を台まで運び上げます。係留ケーブルの張り方を調整して、サッカー場くらいの広さの中を動きまわれるので、井戸の口のひとつの真上にいることができます。
おもしろ豆知識
- 水深約2,450 mの海につなぎとめられていて、2010年に石油の生産を始めたときには、世界で最も深いスパー型プラットフォームでした。
- ペルディードは、スペイン語で「なくした」という意味です。
- 船体はフィンランドでつくられ、大西洋をこえて運ばれました。
- サッカー場くらいの広さの中で、場所をかえることができます。
地球儀では
テキサスの海岸の沖、メキシコ湾の西部をさがしてみましょう。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





