トリビューン・タワー
Tribune Tower

1922年の国際設計競技の当選案から生まれたネオ・ゴシック様式の石灰岩の高層ビルで、頂部にはルーアン大聖堂の「バターの塔」を模した八角形のランタンがフライング・バットレスに支えられています。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- アメリカ合衆国
- 完成
- 1925年
- 高さ
- 141 m
- 種類
- 超高層ビル
すぐわかる答え
トリビューン・タワーはどこにありますか?
アメリカ合衆国にあります。
トリビューン・タワーはいつ完成しましたか?
1925年に完成しました。
トリビューン・タワーの高さはどのくらいですか?
高さは約141 mです。
トリビューン・タワーは、イリノイ州シカゴのノース・ミシガン・アベニュー435番地にある、36階建てのネオ・ゴシック様式の超高層ビルです。高さは463フィート(141メートル)で、1925年に完成しました。新聞社シカゴ・トリビューンと、その持ち主ロバート・R・マコーミックのために建てられました。2018年から高級住宅に作りかえられ、2023年には、古い建物を守りながら作りかえたことで「ドリーハウス賞」を受けました。
タワーは、そのデザインコンテストで有名です。1922年、トリビューン紙は「世界でいちばん美しく、個性的なオフィスビル」をさがすために10万ドルを用意し、260以上の応募が集まりました。選ばれたのはニューヨークの建築家ジョン・ミード・ハウエルズとレイモンド・フッドの案で、てっぺん近くにバットレス(控え壁)があり、冠はフランスのルーアン大聖堂の「バターの塔」をお手本にしています。
1922年のコンテスト
コンテストは、新聞の75歳の誕生日を宣伝するためのイベントとして始まりました。1等の賞金は5万ドルでした。フィンランドの建築家エリエル・サーリネンが2位になり、ルイス・サリヴァンをはじめ多くの建築家がこちらの案のほうを気に入り、次の世代の超高層ビルに大きなえいきょうをあたえました。ヴァルター・グロピウスやアドルフ・ロースのような有名な人たちも応募しました。応募作品は1923年に『トリビューン・タワー・コンペティション』という本にまとめられました。
世界じゅうからの石
彫刻家ルネ・ポール・シャンベランが建物のガーゴイルやかざりをほり、入り口の近くには、フッドにちなんだロビン・フッドや、ハウエルズにちなんだ遠ぼえする犬もあります。マコーミック大佐は、新聞の特派員たちに、歴史的な場所から石やレンガを持ち帰るようたのみました。下のほうのかべには、アメリカのすべての州とすべての大陸からの149個の石がうめこまれ、出どころの説明がついています。エジプトの大ピラミッドのかけら、ワールドトレードセンターの鉄のかけら、シドニーのオペラハウスのタイルなどもあります。
新聞社から住まいへ
シカゴ・トリビューンは、1925年から2018年6月に出ていくまで、おもな入居者でした。マンションへの作りかえには5億ドル以上かかったと報じられています。24階にあったマコーミック大佐の昔の部屋はオフィスになる予定です。2011年からは、「オープンハウス・シカゴ」で無料で見学することもできました。ロビーのかべには、報道の自由についての言葉がきざまれています。
おもしろ豆知識
- 万里の長城やタージ・マハルなど、有名な場所の石が壁にはめこまれています。
- かべには、有名な場所からの149個の石がうめこまれています。
- カエルのガーゴイルは、フランス系の祖先を持つ彫刻家のジョークです。
- 1922年の1等の賞金は5万ドルでした。
- 建物のてっぺんは、ルーアン大聖堂の「バターの塔」をまねています。
地球儀では
このモデルは、アーチの冠を持つ石のタワーを表しています。てっぺんのフライング・バットレスをさがしてみましょう。
クイズタイム
トリビューン・タワーとトランプ・インターナショナル・ホテル&タワー(シカゴ)、高いのはどっち?
答えを見る
答え:トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー(シカゴ)(141 m 対 423 m) トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー(シカゴ) →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





