ドゥルピナル地形(ノアの方舟説)
Durupinar formation ("Noah's Ark")

トルコ東部ドウバヤズット近く、アララト山の南の丘にある長さ約160 mの船の形をした地形。1959年の航空写真で見つかり、聖書のノアの方舟だと主張する人もいるが、地質学者は褶曲と泥流による自然の地形だとみている。方舟説は未確認の伝説である。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- トルコ
- 種類
- ミステリー
すぐわかる答え
ドゥルピナル地形(ノアの方舟説)はどこにありますか?
トルコにあります。
ドゥルピナル地形は、トルコ東部のユゼンギリ村の近く、アララト山から南へ約29キロメートルにある、長さ約164メートルの船の形をした尾根です。海抜約2,000メートルにあります。形が船のように見えるので、ノアの方舟の石になった残りだと宣伝してきた信者の人たちもいます。
地質学者たちの答えはちがいます。創造論を信じる地質学者と、それに反対する地質学者をふくむ、ちがう立場の研究者たちが、これはおもに褐鉄鉱という鉄の鉱物でできた、まったく自然の地形だといっています。トルコ政府の地質学者も同じ意見でした。だから、方舟のお話は伝説で、尾根は岩の地形なのです。
何が起きたの?
地元の報告によると、1948年5月19日、大雨と地震でこの形がどろの中からあらわれました。そのあと1959年10月、トルコ陸軍のイルハン・ドゥルピナル大尉が空軍の写真の中にそれを見つけ、この場所は彼にちなんで名づけられました。
1960年9月にチームが調査しました。2日間ほったり爆破したりしましたが、見つかったのは土と岩だけで、人が作ったものではなく自然のいたずらだとしました。
伝説と事実
伝説では、ノアの船はアララト山に着いたといわれています。ほかの場所だという人もいて、1977年からはこの尾根がふたたび宣伝されるようになりました。
事実はシンプルです。木材も、くぎも、船の残りも見つかりませんでした。科学者たちは、空からだけ船のように見える、長い岩の出っぱりのような自然の形だと見ています。
おもしろ豆知識
- アララト山の近くにあるこの船の形をした尾根をノアの方舟だという人もいますが、地質学者は自然の岩の地形だといっています。
- 尾根は長さ約164メートルですが、木ではなく岩です。
- 預言者ではなく、写真でそれを見つけたトルコ陸軍の大尉にちなんで名づけられました。
- 初期の調査隊はほったりダイナマイトで爆破したりしましたが、土と石しか見つかりませんでした。
地球儀では
このモデルは、ノアの方舟とよぶ人もいる、トルコ東部のアララト山の近くの長い船の形の尾根を表しています。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





