アララト山とホル・ヴィラップ修道院
Mount Ararat & Khor Virap

ホル・ヴィラップは、アルメニアのアララト平原にある修道院で、アルタシャトの町から南に約8km、トルコとの国境のすぐ近くにあります。名前は「深い地下牢」という意味です。晴れた日には、後ろに高さ5,137mの雪をかぶったアララト山の峰がそびえていますが、山そのものは国境の向こうのトルコにあります。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- アルメニア
- 完成
- 1662年
- 種類
- 宗教建築
すぐわかる答え
アララト山とホル・ヴィラップ修道院はどこにありますか?
アルメニアにあります。
アララト山とホル・ヴィラップ修道院はいつ完成しましたか?
1662年に完成しました。
万年雪を頂くアララト山を背に建つ修道院で、アルメニア・キリスト教の聖地です。
修道院がアルメニアの人びとにとって大切なのは、アルメニアの守護聖人である「照明者グレゴリオス」が、国王トルダト3世によってここに13年間閉じこめられていたからです。グレゴリオスはのちに王の宗教の師になり、301年、アルメニアは世界で初めてキリスト教を国の宗教として宣言した国になりました。アルメニアでもっとも多くの人が訪れる巡礼地のひとつです。
深い穴
閉じこめられた場所は「穴」を意味する「ヴィラップ」と呼ばれ、のちに「深い穴」を意味する「ホル・ヴィラップ」になりました。この場所に最初に礼拝堂が建てられたのは642年で、「建設者ネルセス3世」によるものでした。何百年ものあいだに何度も建て直され、1662年には、古い遺跡をかこむように、もっと大きな「聖母(スルブ・アストヴァツァツィン)教会」が、修道院、食堂、修道士の部屋とともに建てられました。修道院にはかつて神学校があり、アルメニア教会の長であるカトリコスの住まいもありました。
今、訪れると
ホル・ヴィラップは、牧草地やブドウ畑にかこまれた小さな丘の上に立っています。近くをアラス川が流れ、さくで区切られた閉ざされたトルコとの国境は、わずか約100m先です。首都エレバンは北に約30kmです。礼拝堂では今も定期的に礼拝がおこなわれています。修道院は緑の牧草地とブドウ畑にかこまれ、国境地帯を守る軍の見張り所にも守られているので、おだやかでありながら、国のはしに近いことも感じられる場所です。
おもしろ豆知識
- 高さ5,137 mのアララト山は、国境の向こうのトルコにそびえています。
- 「ホル・ヴィラップ」は、ことばどおりには「深い地下牢」という意味です。
- 照明者グレゴリオスはここに13年間とらえられ、そのあとアルメニアを最初のキリスト教国にするのを助けました。
- 閉ざされたトルコとの国境は、修道院からわずか約100mのところにあります。
地球儀では
模型では、雪をかぶったアララト山を背にした修道院が見られます。
クイズタイム
アララト山とホル・ヴィラップ修道院と母なるアルメニア像、古いのはどっち?
答えを見る
答え:アララト山とホル・ヴィラップ修道院(1662年 対 1967年) 母なるアルメニア像 →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





