My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

アイット・ベン・ハドゥ

Aït Benhaddou

アイット・ベン・ハドゥ
写真: Petar Milošević, CC BY-SA 4.0 · 出典

アイット・ベン・ハドゥは、モロッコ南部にある、粘土と土で作られた「クサル」とよばれるとりでのような村です。かつてサハラ砂漠とマラケシュを結んでいた昔の隊商の道ぞい、ウニラ川のそばに立っています。モロッコの土の建築のとくにすばらしい例のひとつで、1987年からユネスコの世界遺産です。

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ひと目でわかる

国
モロッコ
完成
17th c.
種類
要塞

すぐわかる答え

アイット・ベン・ハドゥはどこにありますか?

モロッコにあります。

サハラ交易路に残る日干しれんがの要塞村で、多くの映画のロケ地です。

砂の色をした家々が、角に塔のある守りのかべと門の内側で、丘の斜面を登るようにならんでいます。小さな家もあれば、てっぺんにかざりのついた背の高い塔もあります。その迫力のある見た目から、『ゲーム・オブ・スローンズ』など、たくさんの映画やテレビ番組がここで撮影されてきました。

歴史

この場所は、ムラービト朝の時代の11世紀から守りを固められてきました。今見られる建物は17世紀かそれより後のものと考えられていますが、何百年も使われてきたのと同じ方法で作られています。クサルが大切だったのは、隊商が砂漠とマラケシュのあいだで品物を運ぶ貿易の道を守っていたからです。20世紀になるとこの谷は大切さを失い、ほとんどの人が川の向こう側へうつりすみました。

土で作られた村

かべは、つき固めた土(版築)、日干しれんが、粘土、木でできています。つき固めた土は安く、役にも立ちますが、雨で少しずつ流されてしまうので、いつも手入れが必要です。村はここ数十年でていねいに修復されてきました。それには、映画の撮影チームや世界遺産の登録がもたらしたお金と注目も役立ちました。今、古いかべの中にくらしている家族は、ほんの少しだけです。

おもしろ豆知識

  • 『アラビアのロレンス』や『グラディエーター』などの映画に登場しました。
  • クサルは、サハラとマラケシュを結ぶ昔の隊商の道ぞいにあります。
  • かべは、つき固めた土、日干しれんが、木でできていて、いつも修理が必要です。
  • 今、古い村の中にくらしている家族は、ほんの少しだけです。

地球儀では

このモデルは、かべにかこまれた丘の村に集まる、粘土色の塔と家々を表しています。土色のとりでをさがしてみましょう。

地球儀で近くにあるもの

参考資料

更新: 2026-10-14