福建土楼
Fujian Tulou

福建土楼は、中国の福建省南東部の山の中にある、大きな土の建物です。客家(はっか)の人びとだけに見られる住まいです。土楼はふつう、丸か四角の形をした、大きくかこまれたとりでのような建物で、土をつき固めた厚い壁が3〜5階の高さまでそびえています。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- 中国
- 完成
- 12th–20th century
すぐわかる答え
福建土楼はどこにありますか?
中国にあります。
客家の人々が土を突き固めて造った円形・方形の集合住宅で、一棟に数百人が暮らしました。田螺坑土楼群が有名です。
中には一度に800人もの人がくらした土楼もあり、ひとつひとつが小さなとりでの村のようでした。ほとんどは12世紀から20世紀のあいだに建てられました。2008年、ユネスコは、まわりの自然と調和した共同のくらしと守りのすぐれた例として、46か所の福建土楼を世界遺産に登録しました。
どうやって建てられたの?
壁は、土を、近くでとれる石や竹、木などといっしょにつき固めてつくり、厚さは最大約1.8mにもなります。壁を強くするため、中には枝や、木や竹の細長い板が入れられています。
その結果、明るく、風通しがよく、風にも地震にも強い建物ができました。冬はあたたかく、夏はすずしいのです。
土楼の中のくらし
土楼にはふつう、鉄板でおおわれた厚い木の扉のついた、おもな門がひとつだけあります。いちばん上の階には鉄砲の穴があり、守りが大切だったことがわかります。巨大な外壁の中には、広間、倉庫、井戸、住まいがあります。
ふつうの丸い土楼では、1階に台所、2階に居間、上の階にしん室があり、大家族がいっしょにくらせました。もっとも有名なグループには、田螺坑土楼群、初渓土楼群、洪坑土楼群などがあります。
おもしろ豆知識
- 「土楼の王」と呼ばれる承啓楼には、4重の輪に約400の部屋があります。
- ひとつの土楼に、最大800人がくらせました。
- 土楼の壁の厚さは、約1.8mにもなります。
- 2008年に、46か所の土楼が世界遺産になりました。
地球儀では
模型では、丸や四角の土のとりでのような住まいが見られます。丸い建物の集まりをさがしてみましょう。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





