モントリオール・オリンピック・スタジアム
Olympic Stadium & Montreal Tower

モントリオール・オリンピック・スタジアムは、カナダのケベック州モントリオールにある、1976年の夏のオリンピックのために建てられたスタジアムです。フランスの建築家ロジェ・タイユベールが設計し、工事は1973年4月28日に始まりました。名前と、ドーナツの形の屋根から、「ビッグ・オー」というニックネームでよばれています。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- カナダ
- 完成
- 1976年
- 高さ
- 165 m
すぐわかる答え
モントリオール・オリンピック・スタジアムはどこにありますか?
カナダにあります。
モントリオール・オリンピック・スタジアムはいつ完成しましたか?
1976年に完成しました。
モントリオール・オリンピック・スタジアムの高さはどのくらいですか?
高さは約165 mです。
1976年五輪のために建てられた競技場で、世界一高い斜塔が付属しています。
スタジアムにくっついているのが、高さ165メートルで45度かたむいた「モントリオール・タワー」です。世界でいちばん高いななめの塔といわれています。スタジアムには約56,000人が入れて、コンサートや見本市、スポーツが行われます。タイユベールは植物や動物の形をもとにして建物を作り、「オーガニック・モダン建築」の傑作とされています。
計画と建設
モントリオールの市長ジャン・ドラポーは、野球チームを手に入れるという理由もあって、1963年にはすでに屋根のあるスタジアムをほしがっていました。タイユベールのデザインでは、屋根は巨大なななめの塔からのびるケーブルで開け閉めできるはずでした。工事はストライキや費用の上がり、モントリオールの寒い冬になやまされました。1976年の大会が始まったときもスタジアムはまだ未完成で、塔と屋根ができあがったのは1987年になってからでした。
とても高くついたスタジアム
1970年のはじめの費用の見積もりは1億3,400万カナダドルでした。未完成のままオープンしたころには、費用は約11億ドルにふくらんでいました。たばこにかけたとくべつな税金で費用をはらい、借金は2006年にやっと返し終わりました。合計は約16億1,000万ドルになりました。そのため、モントリオールの人たちはこれを「ビッグ・オウ(大きな借金)」ともよびました。
トラブル続きの屋根
ケブラーという布でできた最初の開閉式の屋根はよくやぶれ、風速が時速40キロメートルをこえると使えませんでした。開け閉めしたのはたった88回で、1998年に取りはずされました。1999年にはコンクリートの屋根の一部が落ちました。今、新しい屋根が作られていて、費用は8億7,000万ドルと見積もられています。
野球チームのモントリオール・エクスポズは、1977年から2004年までここで試合をしました。今は、ななめに上がるエレベーターが、塔の背骨にそって2分足らずで見学する人を展望台へ運びます。
おもしろ豆知識
- 塔は45度かたむいています。
- ビッグ・オーの借金を返し終えたのは、オリンピックの30年後の2006年でした。
- エクスポズはここで28シーズン試合をしました。
- ななめのエレベーターは、かたむいた塔にそって266メートル進んで展望台へ行きます。
地球儀では
このモデルは、スタジアムのおわんと、そのななめの塔を表しています。塔のかたむきを見てみましょう。
クイズタイム
モントリオール・オリンピック・スタジアムとノートルダム大聖堂(モントリオール)、高いのはどっち?
答えを見る
答え:モントリオール・オリンピック・スタジアム(165 m 対 60 m) ノートルダム大聖堂(モントリオール) →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





