アイスバーグ・アレー(氷山海域)
Iceberg Alley

グリーンランドの氷河から分かれた氷山が、ラブラドル海流に乗ってニューファンドランド沖のグランドバンクスまで流れてくる海域(主に春)。タイタニック号の事故後に生まれた国際氷山監視隊(1914年)が今も追跡している。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 種類
- 深海
氷山とは、氷河や棚氷からわれて、海に自由にういている、長さ15mより大きい淡水の氷の大きなかたまりです。おもちゃの地球儀のこの場所では、北大西洋のニューファンドランド島の近くをただよっていく氷山が見られます。そのほとんどは、グリーンランド西部の氷河の氷から始まったものです。
氷山のうち、水の上に出ているのはおよそ10分の1だけです。のこりは水の下にかくれていて、「氷山の一角」ということばはここからきています。氷山は船にとって危険になることがあるので、注意深く見守られています。
どうしてほとんどが水の下なの?
淡水でできた氷の密度は1立方mあたり約920kgで、海水は約1,025kgです。氷は海水より少しだけ軽いのでうきますが、そのほとんどは水面の下にしずみます。これは、アルキメデスの浮力の原理にしたがっています。氷山は海面から100m以上の高さになることがあり、重さは約10万トンから1000万トン以上まであります。水の下の形は、上から見てもなかなかわかりません。
グリーンランドの氷山と南極の巨人
グリーンランドの氷河からわれてできる氷山はふつうふぞろいな形ですが、南極の棚氷からは、テーブルのような平たい氷山がよく生まれます。最近の歴史でとくに大きかったもののひとつは「B-15」で、2000年にはおよそ300km×40kmありました。記録でいちばん大きな氷山は1956年に見られたもので、335km×97kmあり、ベルギーより大きいものでした。北大西洋でいちばん大きかったものは、1958年に海面から168mの高さがありました。
おもしろ豆知識
- ここを流れていく氷山のほとんどは、グリーンランド西部の氷河から割れてできたもので、どの氷山も約90%が水の中にかくれています。
- 氷山のおよそ10分の9は、水の下にかくれています。
- 1956年に見られた氷山は、ベルギーという国全体より大きかったと報告されました。
- 北大西洋にただよってくる氷山は、よくグリーンランド西部の氷河からやってきます。
地球儀では
おもちゃの地球儀では、グリーンランドの氷山が南へただよっていく、ニューファンドランド島の近くの氷山の通り道がしめされています。冷たい海を見わたしてみましょう。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





