バイカル湖(シャーマン岩)
Lake Baikal (Shaman Rock)

地球で最も深く(1,642 m)最も古い(約2500万年)湖で、凍っていない地表の淡水の約5分の1をたたえる。オリホン島の双子岩シャーマン岩はバイカルで最も神聖な場所とされる。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- ロシア
- 種類
- 極限の場所
すぐわかる答え
バイカル湖(シャーマン岩)はどこにありますか?
ロシアにあります。
バイカル湖は、ロシアのシベリア南部、イルクーツク州とブリヤート共和国のあいだにある、地溝帯にできた湖です。深さは1,642mで世界でいちばん深く、推定2,500万〜3,000万年前にできた世界でいちばん古い湖です。とても深いので、ほかのどの湖よりも多くの真水をたたえていて、世界の地表の真水の約22〜23%、北アメリカの五大湖をすべて合わせたよりも多いのです。
湖の長さは636km、はばは最大79km、面積は約31,700平方kmで、ベルギーより少し広いのです。地球でもっとも水のすんだ湖のひとつです。ユネスコは1996年に世界遺産にしました。地球儀では、湖の岸辺と、湖でいちばん大きな島オリホン島の有名な場所「シャーマン岩」がしめされています。
地溝にできた湖
バイカル湖は、地球の地殻がゆっくり引きさかれている地溝帯の谷にあります。この地溝は若くて活発で、年に約4mmずつ広がっていて、数年ごとに地震が起こります。このあたりでは温泉もわき出しています。
湖は北、中央、南の3つの盆地に分かれていて、深さはそれぞれ約900m、1,600m、1,400mです。湖の底は海面より約1,186m下にあり、その下にはさらに約7kmもの堆積物があります。
すんだ水と厚い氷
冬、こおっていない場所の水は30〜40mの深さまですんでいて、バイカル湖は深いところまで酸素がたっぷりあります。1月の初めから5月か6月まで湖面はこおり、氷の厚さは約0.5mから1.4mになります。
湖には330もの川が流れこんでいますが、流れ出ていくのはアンガラ川1本だけです。夏と秋には嵐が多く、波は4.5mにもなります。湖面の平均温度は、この50年で約1.5℃上がりました。
湖のそばの生き物
バイカル湖には、今わかっているだけで1,000種類以上の植物と約2,500種類の動物がいて、本当の数はもっと多いと考えられています。オームリという魚や、「ネルパ」と呼ばれるバイカルアザラシなど、ここにしかいない生き物もたくさんいます。
湖には27の島があります。オリホン島は長さ72kmで、湖にある島としては世界で3番目に大きな島です。東側では、ブリヤートの人びとがヤギ、ラクダ、牛、羊、馬を育てています。
おもしろ豆知識
- バイカル湖には、北アメリカの五大湖を全部合わせたよりも多い淡水があり、それは世界の凍っていない地表の淡水の約5分の1にあたります。
- バイカル湖には、北アメリカの五大湖をすべて合わせたよりも多くの真水があります。
- 湖の面積は、ベルギーより少し広いのです。
- 地球のこおっていない真水の約19%が、バイカル湖にあると推定されています。
- 湖の堆積物は氷床にけずられたことがないので、そこからほり出した柱状の試料には、過去670万年の気候の変化が記録されています。
地球儀では
模型では、シベリアにある巨大な湖の岸辺と、有名なシャーマン岩が見られます。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





