ボストーチヌイ宇宙基地
Vostochny Cosmodrome

ロシア・アムール州のタイガ平原に建設された、ロシア初の民間宇宙基地。ソユーズ2の発射台には火炎ダクト、整備塔、避雷塔があり、組立・試験棟(MIK)から鉄道でロケットを運ぶ。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- ロシア
- 完成
- 2016年
- 高さ
- 46 m
- 種類
- インフラ
すぐわかる答え
ボストーチヌイ宇宙基地はどこにありますか?
ロシアにあります。
ボストーチヌイ宇宙基地はいつ完成しましたか?
2016年に完成しました。
ボストーチヌイ宇宙基地は、名前がロシア語で「東の宇宙港」という意味で、ロシア極東のアムール州、北緯51度より北にある、ロシアの民間用の宇宙基地です。ロシアが借りているカザフスタンの土地にあるバイコヌール宇宙基地へのたより方をへらすため、2011年に建設が始まりました。国の宇宙公社ロスコスモスが運営しています。
最初の打ち上げは2016年4月28日でした。計画された敷地はさしわたし約30km、約551.5平方kmで、全体計画では、有人飛行用の2つをふくむ7つの発射台がつくられることになっていました。ソユーズ2の発射台には整備塔があり、ロケットは鉄道でそこへ運ばれます。地球儀では、塔のある発射台、長い組み立て棟、鉄道の線路がしめされています。
どうしてこの場所に?
ウラジーミル・プーチン大統領も場所選びに加わりました。太平洋岸のウラジオストクの近くに建てる前の案は、しめって嵐の多い天気が打ち上げをおくらせるかもしれないので取りやめになり、計画は内陸へ移りました。
選ばれた場所は、1996年にボリス・エリツィンがつくったミサイル基地、古い「スヴォボードヌイ宇宙基地」の跡です。2007年に閉鎖されるまでに、そこから打ち上げられた宇宙機はわずか5機でした。この緯度からは、北緯46度のバイコヌールとほとんど同じくらいの荷物をロケットで運ぶことができます。
打ち上げに向いた場所
このあたりは人が少なく、ロケットは下の段を約600〜800kmはなれた海の上に落とすことができます。バイカル・アムール鉄道とチタ=ハバロフスク道路の近くにあります。水素燃料をつくるための地元の電気もたっぷりあります。
いちばん近い町はツィオルコフスキーで、いちばん近い駅はレジャナヤです。計画には、400以上の建物、115kmの道路、125kmの鉄道がふくまれていました。
打ち上げてきたもの
2016年4月28日の最初の打ち上げでは、ガンマ線天文学の人工衛星「ミハイロ・ロモノーソフ」が運ばれました。2020年12月から2021年にかけて、ボストーチヌイからのソユーズロケットが、36機ずつのワンウェブのインターネット衛星を地球低軌道に打ち上げました。
2023年8月10日、ソユーズ2が月探査機「ルナ25号」を打ち上げました。探査機は月を回る軌道に入りましたが、そのあと月に墜落してしまいました。建設はおくれや費用の問題でなかなか進まず、アンガラ・ロケットのための2つ目の発射台は2018年に建設が始まりました。
おもしろ豆知識
- ボストーチヌイという名前は、ロシア語で「東の」という意味です。
- 最初のロケット打ち上げは2016年4月28日でした。
- 古いミサイル基地、スヴォボードヌイ宇宙基地の跡に建てられました。
- 2023年にここから打ち上げられたルナ25号は、月を回る軌道に入ったあと墜落しました。
地球儀では
模型では、塔のあるソユーズ2の発射台、長い組み立て棟、鉄道の線路が見られます。避雷針の柱をさがしてみましょう。
クイズタイム
ボストーチヌイ宇宙基地とタージ・マハル、古いのはどっち?
答えを見る
答え:タージ・マハル(2016年 対 1653年) タージ・マハル →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





