ビッグ・ベン
Big Ben

「ビッグ・ベン」は、じつはロンドンでイギリス議会が開かれるウェストミンスター宮殿の北のはしにある時計塔の中の、大きな鐘「グレート・ベル」のニックネームです。塔全体をこの名前でよぶこともあります。塔ははじめ「時計塔」とよばれていましたが、2012年にエリザベス2世女王の在位60年「ダイヤモンド・ジュビリー」を記念して、「エリザベス・タワー」と名前が変わりました。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- イギリス
- 完成
- 1859年
- 高さ
- 96 m
- 種類
- 塔
すぐわかる答え
ビッグ・ベンはどこにありますか?
イギリスにあります。
ビッグ・ベンはいつ完成しましたか?
1859年に完成しました。
ビッグ・ベンの高さはどのくらいですか?
高さは約96 mです。
ウェストミンスター宮殿の時計塔にある大鐘の愛称で、ロンドンの象徴です。
塔の高さは96メートルで、ロンドンのバスを21台積み重ねたくらいです。1859年に完成しました。できたときには、4つの文字盤を持つ時を打つ時計として世界でいちばん大きく、いちばん正確でした。今では塔と鐘はイギリスの有名なシンボルで、そのチャイムはBBCラジオで放送されています。ユネスコ世界遺産の一部でもあります。
歴史
1834年、大きな火事で古いウェストミンスター宮殿のほとんどが焼けてしまいました。建築家チャールズ・バリーが新しい宮殿を設計し、オーガスタス・ピュージンがかざりの多いゴシック様式で時計塔を設計しました。最初のグレート・ベルはテスト中にひびが入り、作り直されました。新しい鐘は1859年7月に初めて鳴りましたが、9月にはまたひびが入ってしまいました。3年間はべつの鐘で時を知らせ、そのあと大きな鐘を少し回して、ハンマーが新しい場所をたたくようにしました。今もひびが入ったまま鳴っているので、少しちがった音色がします。
塔の中
地面から鐘がつるされた部屋「鐘楼」までは334段あります。ビッグ・ベンの重さは13.7トンで、「ミ(E)」の音を鳴らします。4つの小さな「クォーター・ベル」が15分ごとにメロディーを鳴らします。時計には4つの文字盤があり、それぞれ直径7メートルで、324枚の乳白色のガラスでできています。分針はそれぞれ4.2メートルの長さです。鐘楼の上には「エアトン・ライト」というランプがあり、暗くなってから議会が開かれているときに光ります。2017年から2021年まで塔はていねいに修理され、そのあいだ鐘はほとんど鳴りませんでした。
おもしろ豆知識
- ビッグ・ベンは本当は大きな鐘の名前で、塔は2012年に「エリザベス・タワー」という名前に変わりました。
- 時計は古いペニー硬貨で細かく調整されています。振り子にペニーを1枚のせると、時計は1日に5分の2秒進むようになります。
- 鐘のニックネームは、取りつけられたときの担当者だったベンジャミン・ホール卿から来ていると考えられています。
- 分針は回り続けて、1年に約190キロメートルも進みます。
- 塔はほんの少しだけ北西にかたむいていて、てっぺんでは約50センチメートルずれています。
地球儀では
このモデルは、ロンドンのウェストミンスター宮殿のとなりに立つ、高いゴシック様式の時計塔を表しています。とがった尖塔のすぐ下、上のほうにある時計の文字盤をさがしてみましょう。
クイズタイム
ビッグ・ベンとロンドン・アイ、高いのはどっち?
答えを見る
答え:ロンドン・アイ(96 m 対 135 m) ロンドン・アイ →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
- ウィキペディアでもっと読む
- Big Ben — Wikipedia
- Facts and figures: Big Ben and Elizabeth Tower — UK Parliament (archived copy)
更新: 2026-10-13





