ヘグラ(アルウラ)
Hegra (AlUla)

ヘグラは「マダイン・サーレハ」ともよばれ、サウジアラビア北西部のアルウラにある古代の都市です。ナバテア王国のいちばん南の都市で、ヨルダンの有名なバラ色の町ペトラについで2番目に大きな都市でした。いちばんの見どころは、砂漠にぽつんと立つ砂岩の岩をほって作られた、110以上のよく残った墓です。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- サウジアラビア
- 完成
- 1st c. AD
- 種類
- 古代遺跡
すぐわかる答え
ヘグラ(アルウラ)はどこにありますか?
サウジアラビアにあります。
ナバテア人が砂岩を彫って造った100余りの墓が砂漠に点在する遺跡です。
ユネスコは2008年にヘグラを登録し、サウジアラビアで最初の世界遺産になりました。遺跡のほとんどは紀元前1世紀と紀元1世紀のものです。サウジアラビアの4,000の遺跡の中で、「記念碑の首都」というニックネームでよばれています。
ナバテア人
ナバテア人は、乳香や没薬(もつやく)を運ぶ隊商で豊かになった砂漠の商人でした。ヘグラは、北と南を結ぶ大きな隊商の道ぞい、貿易の十字路にあり、紅海の港ともつながっていました。
106年にローマが彼らの王国を自分の国に組み入れ、その時代のナバテア語、ギリシャ語、ラテン語の碑文が30以上見つかりました。それより前のリヒヤーン人や、ローマ時代のあとも見ることができます。
法律の文が書かれた墓
遺跡には、4つの墓地に合わせて131の大きな墓があり、高さが20メートルをこえるものもあります。いちばん大きな「カスル・アル・ファリード」は、ぽつんと立っています。ほられた正面は地元と外国の様式がまざっていて、たくさんの文化がここで出会ったことをしめしています。
多くの扉の上の文字には、持ち主の名前と、だれがほうむられてよいかが書かれていて、法律の文書の役目をしていました。
とてもかわいた土地のオアシス
気候はとてもかわいていて、雨は1年に50ミリメートルもふりません。それでも都市は岩から流れ出た水が集まる場所にあり、地下水も地面の近くにありました。ナバテア人は、畑や旅人のために深い井戸をたくさんほりました。
かわいた空気と、のちにだれもそこにすみつかなかったことが、遺跡をおどろくほどよい状態でたもちました。コーランでは、このあたりはサムード族の土地とされていたので、地元の多くの人はのろわれた場所と考え、ほうっておかれたのです。マダイン・サーレハという名前は「サーレハの町々」という意味です。
おもしろ豆知識
- 2008年、サウジアラビアで初めてのユネスコ世界遺産になりました。
- サウジアラビアで最初のユネスコの世界遺産でした。
- 墓の扉の上には、法律の文が書かれています。
- カスル・アル・ファリードはいちばん大きな墓で、ぽつんと立っています。
- この場所の雨は、ふつうの年で50ミリメートルもふりません。
地球儀では
このモデルは、砂漠の砂岩の岩にほられた墓の正面を表しています。ほられた入り口をさがしてみましょう。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





