My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

ヘグラ(アルウラ)

Hegra (AlUla)

ヘグラ(アルウラ)
写真: Carole Raddato from FRANKFURT, Germany, CC BY-SA 2.0 · 出典

ヘグラは「マダイン・サーレハ」ともよばれ、サウジアラビア北西部のアルウラにある古代の都市です。ナバテア王国のいちばん南の都市で、ヨルダンの有名なバラ色の町ペトラについで2番目に大きな都市でした。いちばんの見どころは、砂漠にぽつんと立つ砂岩の岩をほって作られた、110以上のよく残った墓です。

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ひと目でわかる

国
サウジアラビア
完成
1st c. AD
種類
古代遺跡

すぐわかる答え

ヘグラ(アルウラ)はどこにありますか?

サウジアラビアにあります。

ナバテア人が砂岩を彫って造った100余りの墓が砂漠に点在する遺跡です。

ユネスコは2008年にヘグラを登録し、サウジアラビアで最初の世界遺産になりました。遺跡のほとんどは紀元前1世紀と紀元1世紀のものです。サウジアラビアの4,000の遺跡の中で、「記念碑の首都」というニックネームでよばれています。

ナバテア人

ナバテア人は、乳香や没薬(もつやく)を運ぶ隊商で豊かになった砂漠の商人でした。ヘグラは、北と南を結ぶ大きな隊商の道ぞい、貿易の十字路にあり、紅海の港ともつながっていました。

106年にローマが彼らの王国を自分の国に組み入れ、その時代のナバテア語、ギリシャ語、ラテン語の碑文が30以上見つかりました。それより前のリヒヤーン人や、ローマ時代のあとも見ることができます。

法律の文が書かれた墓

遺跡には、4つの墓地に合わせて131の大きな墓があり、高さが20メートルをこえるものもあります。いちばん大きな「カスル・アル・ファリード」は、ぽつんと立っています。ほられた正面は地元と外国の様式がまざっていて、たくさんの文化がここで出会ったことをしめしています。

多くの扉の上の文字には、持ち主の名前と、だれがほうむられてよいかが書かれていて、法律の文書の役目をしていました。

とてもかわいた土地のオアシス

気候はとてもかわいていて、雨は1年に50ミリメートルもふりません。それでも都市は岩から流れ出た水が集まる場所にあり、地下水も地面の近くにありました。ナバテア人は、畑や旅人のために深い井戸をたくさんほりました。

かわいた空気と、のちにだれもそこにすみつかなかったことが、遺跡をおどろくほどよい状態でたもちました。コーランでは、このあたりはサムード族の土地とされていたので、地元の多くの人はのろわれた場所と考え、ほうっておかれたのです。マダイン・サーレハという名前は「サーレハの町々」という意味です。

おもしろ豆知識

  • 2008年、サウジアラビアで初めてのユネスコ世界遺産になりました。
  • サウジアラビアで最初のユネスコの世界遺産でした。
  • 墓の扉の上には、法律の文が書かれています。
  • カスル・アル・ファリードはいちばん大きな墓で、ぽつんと立っています。
  • この場所の雨は、ふつうの年で50ミリメートルもふりません。

地球儀では

このモデルは、砂漠の砂岩の岩にほられた墓の正面を表しています。ほられた入り口をさがしてみましょう。

地球儀で近くにあるもの

参考資料

更新: 2026-10-14