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モスクワ・クレムリン

Moscow Kremlin

モスクワ・クレムリン
写真: Pavel Kazachkov from Moscow, Russia, CC BY 2.0 · 出典

モスクワ・クレムリンは、ロシアの首都モスクワのど真ん中にある、かべにかこまれたとりでです。ロシア語の「クレムリ」は町の中のとりでという意味で、ロシアの古い町の多くにありますが、モスクワのクレムリンがいちばん有名です。赤レンガのかべの中には、5つの宮殿、4つの大聖堂、鐘楼、庭、政府の建物があり、片側にはモスクワ川、もう片側には赤の広場があります。

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ひと目でわかる

国
ロシア
完成
1495年
高さ
80 m
種類
要塞

すぐわかる答え

モスクワ・クレムリンはどこにありますか?

ロシアにあります。

モスクワ・クレムリンはいつ完成しましたか?

1495年に完成しました。

モスクワ・クレムリンの高さはどのくらいですか?

高さは約80 mです。

赤れんがの城壁と塔に囲まれた要塞群で、ロシアの政治権力の中心です。

何百年ものあいだ、クレムリンはロシアの大公や皇帝(ツァーリ)の住まいで、のちにはソビエト政府の本部でした。今はロシア大統領の公式の住まいがあるので、「クレムリン」という言葉はロシア政府そのものをさすこともよくあります。教会や武器庫は見学できる博物館になっていて、赤の広場といっしょに1990年からユネスコの世界遺産です。

歴史

川を見下ろすこの丘には、2,000年以上前から人がくらしてきました。1100年代には木のとりでがありましたが、1237年にモンゴル軍に焼かれ、オークの木で建て直されました。1366〜1368年、ドミトリー・ドンスコイ公がそれを白い石灰岩のかべに作りかえました。今見られる赤レンガのかべと塔は、1485年から1495年にかけて、イヴァン3世大公のために、ルネサンスのイタリアからまねかれた建築家たちが建てたものです。1812年にはナポレオンのフランス軍がクレムリンをせんりょうし、引き上げるときに爆破しようとしました。雨で導火線の多くがだめになったので、被害は計画より小さくなり、数年後に修理されました。

かべと塔

かべは長さ約2,235メートルの、形のととのっていない三角形をしています。地面のかたむきによって高さは5〜19メートル、厚さは最大6.5メートルあります。はじめは18の塔があり、1600年代に2つ加えられて20になりました。いちばん高いのはトロイツカヤ塔で、高さは約80メートルです。ほとんどの塔はもともと木の屋根でしたが、色つきのタイルでかざられたとがったレンガの屋根は1680年代のものです。1700年代と1800年代には、そのころのはやりで、かべはよく白くぬられていました。

中にあるもの

クレムリンの中心には「大聖堂広場」があり、金色のドームの教会にかこまれています。1479年に完成したウスペンスキー大聖堂は、ロシアの皇帝たちが戴冠式を行った場所です。そのとなりには高さ81メートルの「イヴァン大帝の鐘楼」がそびえ、何百年ものあいだモスクワでいちばん高い建物でした。これより高い建物を建てることは許されなかったといわれています。その足もとには高さ約6メートルの「皇帝の鐘(ツァーリ・コロコル)」があり、よく世界一大きな鐘とよばれます。武器庫博物館には、皇帝たちの儀式用の服や、宝石をちりばめたファベルジェの卵、巨大なオルロフ・ダイヤモンドがかざられています。

おもしろ豆知識

  • 赤れんがの城壁は長さ約2.2 kmで、20の塔があります。
  • 巨大な皇帝の鐘は一度も鳴ったことがありません。つり下げられる前の1737年に、火事で大きなかけらが割れ落ちてしまったのです。
  • 第二次世界大戦中、敵のパイロットをまどわせるために、クレムリンの塔や屋根はぬりかえられ、変装させられました。
  • 門のひとつには、かべを設計したイタリアの建築家ピエトロ・アントニオ・ソラーリをたたえるラテン語の文字が今も残っています。
  • イヴァン大帝の鐘楼は、モスクワのちょうど中心をしめしているといわれています。

地球儀では

このモデルは、モスクワの中心にある、宮殿や大聖堂をかこむクレムリンの赤レンガのかべと塔を表しています。ズームして三角形のかべをたどり、かべにそってならぶとがった塔をさがしてみましょう。

クイズタイム

モスクワ・クレムリンと聖ワシリイ大聖堂、高いのはどっち?

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答え:モスクワ・クレムリン(80 m 対 47 m) 聖ワシリイ大聖堂 →

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参考資料

更新: 2026-10-13