メロエのピラミッド
Pyramids of Meroë

ヌビアのピラミッドは、今のスーダン北部のナイル川ぞいで、古代のクシュの王国の支配者たちが建てたものです。メロエのピラミッドは、ふつう高さ6〜30mの小さくて急な王家のお墓で、砂漠の中にいくつかのグループになって並んでいます。ユネスコの世界遺産です。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- スーダン
- 完成
- 紀元前300年
- 高さ
- 30 m
- 種類
- 古代遺跡
すぐわかる答え
メロエのピラミッドはどこにありますか?
スーダンにあります。
メロエのピラミッドはいつ完成しましたか?
紀元前300年に完成しました。
メロエのピラミッドの高さはどのくらいですか?
高さは約30 mです。
クシュ王国の王族の墓で、エジプトより小さく急勾配のピラミッドが数十基並びます。
ここには、3つのクシュの王国がさかえました。最初の王国はケルマ(紀元前2500〜1500年)に、2番目はナパタ(紀元前1000〜300年)に、3番目はメロエ(紀元前300年〜西暦300年)に都がありました。王やゆたかな人びとをピラミッドに葬る習慣は、紀元前700年ごろから西暦350年まで、1,000年近く続きました。ヌビアで最後の、そしてアフリカで最後のピラミッドは、西暦350年ごろにメロエで建てられました。
エル・クッルからメロエへ
いちばん古いピラミッドは紀元前751年ごろのエル・クッルのものです。この伝統はピイ(ピアンキ)王から始まったと考えられています。のちのピラミッドはヌリとジェベル・バルカルに建てられ、ヌリにはヌビア全体でいちばん古くて大きいタハルカ王のピラミッドがあります。ナパタがおとろえると都はメロエに移り、メロエでは紀元前270年にピラミッドづくりが始まって、700年以上続きました。メロエでいちばん大きいピラミッドは高さ30mで、おそらく女王アマニシャケトのために建てられたものです。
エジプトとはちがう建て方
ヌビアのピラミッドはエジプトのものよりずっと急で、エジプトの40〜50度にくらべ、側面は約70度もかたむいています。花崗岩と砂岩でできていて、2つがほとんどくっつくほどぎっしり並んでいます。中の埋葬室は漆喰がぬられ、葬られた人の一生の場面でかざられていました。ピラミッドは埋葬室の上に建てられ、葬儀のあとに入口はうめられました。
あらされたピラミッド
古代の盗賊たちがお墓をあらしました。1830年代には、宝さがしのジュゼッペ・フェルリーニがメロエをあらし、40以上のピラミッドをこわしてしまいました。今、ヌビアの人びとが建てたピラミッドは約255が知られていて、エジプトの数の2倍以上です。
おもしろ豆知識
- スーダンには、エジプトよりも多くのピラミッドがあります。
- ヌビアのピラミッドは約255が知られていて、エジプトの2倍以上です。
- ヌビアのピラミッドの側面は約70度で、エジプトのものよりずっと急です。
- アフリカで最後のピラミッドは、西暦350年ごろにメロエで建てられました。
- クシュのピラミッドづくりは、1,000年近く続きました。
地球儀では
模型では、砂漠にまとまって並ぶ、小さく急なピラミッドが見られます。
クイズタイム
メロエのピラミッドとアクスムのオベリスク、高いのはどっち?
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答え:メロエのピラミッド(30 m 対 24 m) アクスムのオベリスク →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





