スペース・ニードル
Space Needle

スペース・ニードルは、アメリカ北西部のワシントン州の都市シアトルにある展望タワーです。宇宙時代をテーマにした1962年の万国博覧会のために建てられ、博覧会には230万人以上が訪れました。ほっそりとした足と、てっぺんの空飛ぶ円盤のような円板の形で、たちまち町のシンボルになりました。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- アメリカ合衆国
- 完成
- 1962年
- 高さ
- 184 m
- 種類
- 塔
すぐわかる答え
スペース・ニードルはどこにありますか?
アメリカ合衆国にあります。
スペース・ニードルはいつ完成しましたか?
1962年に完成しました。
スペース・ニードルの高さはどのくらいですか?
高さは約184 mです。
1962年の万博のために建てられた未来的な展望塔で、シアトルの象徴です。
タワーの高さは184m、いちばん広いところのはばは42mです。オープンしたときは、アメリカのミシシッピ川より西でいちばん高い建物でした。今では近くにもっと高い高層ビルがありますが、ニードルは今もシアトルでいちばん有名な名所で、1999年には町から正式に歴史的建造物に指定されました。個人が所有していて、放送には使われていません。
どうやってデザインされ、建てられたの?
デザインには、何人ものアイデアがまざっています。博覧会の主催者のひとりエドワード・カールソンは、ドイツでレストランのあるテレビ塔を見たあと、地面につながれた巨大な風船の絵を紙ナプキンにかきました。建築家ジョン・グラハムがてっぺんに空飛ぶ円盤をのせるアイデアを加え、ヴィクター・スタインブルックが、3本の足で立つ、まん中のくびれた砂時計のような形にしました。工事は1961年4月に始まり、タワー本体はわずか8か月後の12月にできあがり、1962年4月21日に博覧会といっしょにオープンしました。
たおれないためのつくり
シアトルでは強い嵐や地震があるので、ニードルは特別にがんじょうにつくられました。重さは約8,660トンで、地下の基礎だけで上のタワー全体と同じくらいの重さがあるので、重心は地面からわずか約1.5mの高さにあります。そのおかげで、いつも起き上がるおもり入りのおもちゃのように安定しているのです。技師たちは、1962年の建築のきまりの2倍にあたる時速320kmまでの風や、とても大きな地震にもたえられるように設計しました。2001年の強い地震では、トイレの水がこぼれるほどゆれましたが、大きな被害はありませんでした。
今、訪れると
エレベーターは約41秒で、見学者を地上160mの展望デッキへ運びます。そこからは、シアトルの中心街や、ピュージェット湾とその島々、晴れた日には雪をかぶった火山レーニア山が見えます。2018年に終わった大改修で、床から天井までのガラスの壁と、ゆっくり回るガラスの床から真下を見下ろせる「ループ」という階が加わりました。特別な日には、「レガシー・ライト」という強い光のビームがてっぺんから空へ向けて照らされます。
おもしろ豆知識
- スペース・ニードルの最初のアイデアは、紙ナプキンにかかれた風船のらくがきでした。
- 地下から展望デッキまでは848段の階段があります。
- エレベーターは約41秒でてっぺんに着きます。
- 1962年の万国博覧会では、エルヴィス・プレスリーも有名な訪問者のひとりでした。
- 最初のペンキの色には宇宙らしい名前がついていました。足は「アストロノート・ホワイト」、本体は「オービタル・オリーブ」、円盤は「リエントリー・レッド」、屋根は「ギャラクシー・ゴールド」です。
地球儀では
模型では、砂時計のような形の足と、丸い円盤のようなてっぺんをもつシアトルのほっそりとしたタワーが見られます。ズームして、展望デッキのある円板を見てみましょう。
クイズタイム
スペース・ニードルとサイエンス・ワールド、高いのはどっち?
答えを見る
答え:スペース・ニードル(184 m 対 47 m) サイエンス・ワールド →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-13





