タマラオ
Tamaraw

タマラオは、フィリピンのミンドロ島だけにすむ、小さくてがっしりした黒っぽいスイギュウのなかまです。フィリピンにもともとすむただひとつのスイギュウのなかまで、カラバオ(水牛)に次いで国で2番目に大きな在来の陸のほ乳類です。短くてするどい角がV字形にのびていて、高さは約1m、体重は約240kgです。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 草食
- 体重
- 約240 kg
- 保全状況
- 絶滅危惧IA類 (IUCN CR)
- すむ環境
- 草原, 森林
すぐわかる答え
タマラオはどこにすんでいますか?
草原・森林にすんでいます。
タマラオはどのくらいの大きさですか?
大きくなると240 kgほどになります。
タマラオは何を食べますか?
食べ物:草食。
タマラオは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧IA類」(CR)です。
フィリピンのミンドロ島にだけすむ小柄でがっしりした黒い水牛。V字に伸びる短い角を持ち、野生には数百頭しか残らない絶滅寸前の種です。
タマラオは昔、海岸から高い山までミンドロ島じゅうを歩きまわっていましたが、狩りとすみかがなくなったことで、いくつかの遠くの草地に追いこまれました。数百頭しかのこっていないので、「深刻な危機」にある絶滅危惧種とされています。化石から、昔はルソン島にもすんでいたと考えられています。
スイギュウとはちがう
しばらくのあいだ、科学者たちはタマラオをスイギュウの一種だと考えていました。今では、ブバルス・ミンドレンシス(Bubalus mindorensis)という独立した種とみとめられています。カラバオにくらべると少し毛が多く、顔に明るい色のもようがあり、角が短く、群れでくらす動物ではありません。ふつうはひとりか、小さな家族のグループでくらします。
タマラオを救う
フランスの動物学者ピエール・マリー・ウードが、1888年に初めて記録しました。タマラオはミンドロ島だけにすんでいるので、草地のすみかをうしなうことは、種全体をうしなうことになります。島での保護の取り組みは、動物たちを見守り、草を食べるひらけた草原を守ることに力を入れています。フィリピンの化石から、昔はスイギュウのなかまが島々に広くいたと考えられています。タマラオはミンドロ島のシンボルで、生きのこれるかどうかは草原を守れるかにかかっています。
おもしろ豆知識
- ミンドロ島だけにすみ、フィリピンにもとからいる陸の哺乳類でいちばん大きな動物です。
- 野生では、ミンドロ島以外のどこにもいません。
- 角はV字形をしています。
- カラバオに次いで、フィリピンでいちばん大きな在来の陸の動物です。
- 野生には、数百頭しかのこっていません。
地球儀では
おもちゃの地球儀では、フィリピンのミンドロ島にタマラオが立っています。がっしりした黒っぽい体とV字形の角をさがしてみましょう。
クイズタイム
タマラオとフィリピンメガネザル、重いのはどっち?
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答え:タマラオ(240 kg 対 0.12 kg) フィリピンメガネザル →
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参考資料
更新: 2026-10-14





