アサバスカ・オイルサンド
Athabasca oil sands

カナダ・アルバータ州北東部にある世界最大級の石油鉱床で、石油は砂と混ざったビチューメンとして存在する。地表近くのオイルサンドは巨大な露天掘り鉱山で大型トラックによって掘り出され、合成原油に改質される。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- カナダ
- 種類
- インフラ
- 種類
- 油田
すぐわかる答え
アサバスカ・オイルサンドはどこにありますか?
カナダにあります。
アサバスカ・オイルサンドは、「タールサンド」ともよばれる、カナダのアルバータ州北東部にある巨大な鉱床で、砂がビチューメンとまざっています。ビチューメンは、ふつうの石油のように流れない、重くてこくて、ねばねばした石油のなかまです。この埋蔵量は、地球でとくに大きな「非在来型」の石油のみなもとのひとつです。
近くのピース・リバーやコールド・レイクといっしょに、オイルサンドは約14万1,000平方kmの北方林と「マスケグ」という泥炭の湿地の下にあります。地域の名前は、鉱床のまん中を流れるアサバスカ川からきています。この石油でカナダは大きなエネルギーの生産国になっていますが、ほり出すことは環境についてのむずかしい問題も生んでいます。
人々はどう使ってきたの?
産業が始まるずっと前、クリーやデネの人々は、川岸に重い石油のあとがあることに気づいていました。彼らはビチューメンを使って、カヌーに水がしみこまないようにしていました。
鉱床は、先住民の人々とイギリス王室とのあいだの約束「条約第8号」の地域の中にあり、いくつものファースト・ネーションの人々が今もこの地域でくらしています。彼らの土地、川、森はオイルサンドがほり出される場所のすぐとなりにあるので、ここでのことを決めるときには、彼らの声が大切です。
砂から石油をとり出す
ビチューメンはとてもこいので、ほり出すか、地下で熱して流れるようにしなければなりません。そのあと会社が、使える石油に加工します。
生産はふえつづけていて、2024年の予測では、アルバータ州のオイルサンドを中心に、カナダ西部の石油の生産が1日約530万バレルという記録に近づきました。仕事やエネルギーの安全を大切にする意見と、排出ガスや土地の使い方を心配する意見のあいだで、議論が続いています。
おもしろ豆知識
- ここでは石油が、どろっとしたタールのようなビチューメンとして砂にまざっていて、ほり出したり、熱をかけて地中から取り出したりします。
- ここの石油は、砂とまざったタールのようなビチューメンです。
- 先住民の人々は、採掘が始まるずっと前から、カヌーの水もれをふせぐのにこの石油を使っていました。
- 鉱床は、北方林と泥炭の湿地の下にあります。
地球儀では
模型では、カナダのアルバータ州の北の森にかこまれたオイルサンドの採掘場が見られます。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





