マウシンラム(世界一雨が多い所)
Mawsynram (wettest place)

しばしば地球で最も雨が多い場所とされる、インド・メガラヤ州カシ丘陵の村。年平均降水量は約11,870 mmでほとんどがモンスーン期に降り、雨に濡れた峡谷には滝が流れ、カシの人々はゴムノキの生きた根を編んで橋を育てる。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- インド
- 種類
- 極限の場所
すぐわかる答え
マウシンラム(世界一雨が多い所)はどこにありますか?
インドにあります。
マウシンラムは、インド北東部のメガラヤ州、東カシ丘陵にある村で、州都シロンから約69キロメートルのところにあります。海抜約1,400メートル、チェラプンジの西約15キロメートルにあります。1年に平均約11,900ミリメートル、つまり12メートル近くの雨がふるので、よく地球でいちばん雨の多い場所とよばれます。
この雨のほとんどすべては、風が海からしめった空気を運んでくる季節「夏のモンスーン」のあいだにふります。12月から2月はずっとかわいています。標高が高いので本当に暑くなることはめったになく、月ごとの平均気温は1月の約11℃から8月の20℃をこえるくらいまでです。
どうしてそんなに雨が多いの?
カシ丘陵は、南からやってくるしめったモンスーンの空気を受け止め、しゃ面にそって上へおし上げます。空気はそこで冷えて雨になってふります。だからこの地域には、とても雨の多い長い季節と、短いかわいた季節があります。ケッペンの気候区分では、マウシンラムは「亜熱帯高地気候」とされます。記録では、ふつうの年で1万ミリメートルをこえます。
本当にいちばん雨が多いの?
この記録には異論があります。コロンビアの2つの場所、ジョロとロペス・デ・ミカイは、はかった期間で、もっと多い年平均を報告しています。マウシンラムは、インドでいちばん雨の多い場所であることはまちがいありません。記録には、ギネス世界記録による1985年の1年で約26,000ミリメートル、2022年6月17日の1日で1,003ミリメートルがあります。本当の1位がどこであっても、どちらの場所も、山のしゃ面がモンスーンの空気からどれほど強く水をしぼり出すかをしめしています。
おもしろ豆知識
- 2022年6月17日には、24時間で約1,003ミリメートルの雨がふりました。
- 冬はかなりかわいていて、12月から2月はふつう1か月30ミリメートル未満です。
- となりのチェラプンジは約15キロメートルしかはなれておらず、やはり雨で有名です。
地球儀では
インド北東部、バングラデシュのすぐ北のメガラヤ州をさがしてみましょう。
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参考資料
更新: 2026-10-14





