My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

バイヨン

Bayon

バイヨン
写真: Diego Delso, CC BY-SA 3.0 · 出典

バイヨンは、カンボジアのアンコールにある、彫刻がたっぷりほどこされた仏教寺院です。12世紀の終わりか13世紀の初めに国王ジャヤーヴァルマン7世が建て、彼の都アンコール・トムのちょうどまん中にあります。アンコールで建てられた最後の国家の寺院で、おもに仏教の神仏をたたえるためにつくられたただひとつの寺院です。

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ひと目でわかる

国
カンボジア
完成
1200年
高さ
43 m
種類
宗教建築

すぐわかる答え

バイヨンはどこにありますか?

カンボジアにあります。

バイヨンはいつ完成しましたか?

1200年に完成しました。

バイヨンの高さはどのくらいですか?

高さは約43 mです。

アンコール・トムの中心寺院で、塔に刻まれた200以上の微笑む顔で有名です。

バイヨンでいちばん有名なのは、四方八方を見つめる、おだやかにほほえむ石の顔がほられたたくさんの塔です。ある資料では216の巨大な顔が数えられています。多くの学者は、その顔は王自身か、大乗仏教のやさしく人を助ける存在である「観音菩薩」をあらわしていると考えています。寺院のまわりの壁には、戦いや市場、ふだんのくらしの長い彫刻の場面もあり、当時のクメールの人びとについてたくさんのことを教えてくれます。

彫刻には何がえがかれているの?

外側の回廊の壁は、石からうき上がるようにほられた絵「浮き彫り(レリーフ)」でおおわれています。クメール王朝の歴史的なできごとやふだんのくらしがえがかれています。ある場面には、トンレサップ湖でのクメール軍とチャンパ軍の水上の戦いがえがかれ、その下には市場の屋台、料理、狩人、子どもの世話をするお母さんたちがえがかれています。説明の文字がないので、いくつかの場面が正確にどのできごとをあらわしているのか、専門家にもまだはっきりわかっていません。

どうしてこの名前に?

もとの名前は「ジャヤギリ」で、「勝利の山」という意味でした。バイヨンという名前は、1880年にフランスの学者エティエンヌ・エモニエがつけたもので、彼はそれが神インドラの天の宮殿をあらわすことばから来たと考えていました。20世紀、フランスの専門家たちは寺院を分解して組み立て直す「アナスティローシス」という方法で修復を始めました。1995年からは日本のチームがバイヨンの保全をひきいていて、寺院は今もお祈りに使われています。

おもしろ豆知識

  • 塔には、ほほえむ巨大な石の顔が200以上あります。
  • ある資料では、寺院の塔に216の巨大な顔が数えられています。
  • 顔は4つの方向を向いていて、地元の人の中には、ブラフマー神の4つの顔をあらわしていると信じている人もいます。
  • バイヨンの彫刻には、本当にある湖、トンレサップ湖でおこなわれた水上の戦いがえがかれています。

地球儀では

模型では、200以上のほほえむ石の顔がほられた塔のある、アンコール・トムの中心の寺院が見られます。

クイズタイム

バイヨンとアンコール・ワット、高いのはどっち?

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答え:アンコール・ワット(43 m 対 65 m) アンコール・ワット →

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参考資料

更新: 2026-10-14