コルコバードのキリスト像
Christ the Redeemer

コルコバードのキリスト像(ポルトガル語で「クリスト・ヘデントール」)は、両うでを大きく広げたイエスの巨大な像で、ブラジルのリオデジャネイロにあるコルコバードの山の上に立っています。山頂の高さは約700メートルで、町の真ん中にある森、チジュカ国立公園の中にあります。像はリオの町や海岸、グアナバラ湾を見わたしています。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- ブラジル
- 完成
- 1931年
- 高さ
- 30 m
- 種類
- 像
すぐわかる答え
コルコバードのキリスト像はどこにありますか?
ブラジルにあります。
コルコバードのキリスト像はいつ完成しましたか?
1931年に完成しました。
コルコバードのキリスト像の高さはどのくらいですか?
高さは約30 mです。
コルコバードの丘の頂上で両腕を広げリオを見守るアール・デコ様式のキリスト像です。
像の高さは30メートルで、8メートルの台座の上に立ち、うでは指先から指先まで28メートルあります。鉄筋コンクリートを石けん石(ソープストーン)でおおって作られ、1931年に完成しました。世界でいちばん大きなアール・デコ様式の彫刻で、リオとブラジルのシンボルです。2007年には「新・世界七不思議」のひとつに選ばれました。
歴史
1850年代、ペドロ・マリア・ボスという神父がコルコバードにキリスト教の記念碑を建てることを初めて提案しましたが、そのときは認められませんでした。1920年、リオのカトリックのグループがもう一度ちょうせんし、おもにブラジルのカトリック信者から寄付を集めました。十字架と地球儀を持つキリストなど、いくつものデザインが考えられました。最後には、平和のシンボルとして、うでを広げた姿が選ばれました。像は1931年10月12日に公開されました。2006年には像の下に小さな礼拝堂が作られ、洗礼式や結婚式ができるようになりました。
どうやって建てたの?
像を設計したのは、ブラジルの技術者エイトール・ダ・シルヴァ・コスタと芸術家カルロス・オズワルドです。フランスの彫刻家ポール・ランドウスキーが粘土の模型を作り、ルーマニアの彫刻家ゲオルゲ・レオニダが顔の形を作りました。技術者たちは、十字の形の像には鉄の骨組みより、鋼鉄で強くしたコンクリート「鉄筋コンクリート」のほうが向いていると考え、フランスの技術者アルベール・カコーが中の構造を設計しました。工事は1922年から1931年まで9年かかりました。作業員たちは小さな登山鉄道で材料を山の上まで運び、コンクリートを何百万枚もの小さな石けん石のタイルのモザイクでおおいました。石けん石はやわらかく、長持ちし、形を作りやすい石です。
像を守る
山のてっぺんに立っているので、像は強い風にさらされ、よくかみなりも落ちます。2008年のあらしでは指や頭、まゆがいたみ、2014年にはかみなりで右手の指の一部が欠けてしまいました。修復する人たちは石をきれいにし、ひびを直し、ひらいしんを修理してきました。2010年には、もとの石と同じ石切り場の石を6万個以上使いました。2003年からは、エスカレーターとエレベーターで像の足もとの展望台まで行けるようになっています。
おもしろ豆知識
- 広げた両腕の長さは28 mです。
- 像の重さは約635トンです。
- 1931年の公開のとき、発明家グリエルモ・マルコーニがローマから無線でライトをつける予定でしたが、天気が悪かったので、その場でライトがつけられました。
- 最初のころのデザインでは、キリストはうでを広げるのではなく、地球儀と十字架を持っていました。
- 同じ明るい色の石が今は見つけにくいので、新しく取りかえた石はもとの石より少し色がこいです。
地球儀では
このモデルは、コルコバードの山頂からリオデジャネイロを見わたす、うでを広げたアール・デコ様式のキリスト像を表しています。ズームして、広げたうでの長い線を見てみましょう。
クイズタイム
コルコバードのキリスト像とリオデジャネイロ大聖堂、高いのはどっち?
答えを見る
答え:リオデジャネイロ大聖堂(30 m 対 75 m) リオデジャネイロ大聖堂 →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
- ウィキペディアでもっと読む
- Christ the Redeemer (statue) — Wikipedia
- How Was Rio de Janeiro's Christ the Redeemer Statue Built? — TheCollector
- Santuário Cristo Redentor (official sanctuary site)
更新: 2026-10-13





