My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

ビルバオ・グッゲンハイム美術館

Guggenheim Museum Bilbao

ビルバオ・グッゲンハイム美術館
写真: Naotake Murayama, CC BY 2.0 · 出典

ビルバオ・グッゲンハイム美術館は、スペイン北部のバスク地方の都市ビルバオにある、近代・現代美術の美術館です。カナダ系アメリカ人の建築家フランク・ゲーリーが設計し、1997年10月18日に開館しました。建物は、町の昔の工業港の一部だった土地の、ネルビオン川のそばに立っています。

3D地球儀で見る →

ひと目でわかる

国
スペイン
完成
1997年
高さ
50 m
種類
博物館

すぐわかる答え

ビルバオ・グッゲンハイム美術館はどこにありますか?

スペインにあります。

ビルバオ・グッゲンハイム美術館はいつ完成しましたか?

1997年に完成しました。

ビルバオ・グッゲンハイム美術館の高さはどのくらいですか?

高さは約50 mです。

フランク・ゲーリーが設計したチタンの曲面が波打つ美術館で、ビルバオを世界的な都市に変えました。

美術館はまっすぐな壁ではなく、うすくてぴかぴかのチタンでおおわれた、うねるような曲線の形でできています。評論家は「夢の船」と呼び、そのパネルはよく魚のうろこにたとえられます。建物はとても有名になり、何百万人もの人を集めて、ビルバオを、苦しんでいた工業都市から、世界中から人が訪れる場所へと変えるのに役立ちました。今では、ひとつの大胆な建物で運命を変えた町のことを「ビルバオ効果」と呼ぶようになっています。

どうやって建てられたの?

ゲーリーの曲線はとても複雑だったので、もとは飛行機の設計のためにつくられたコンピューターソフト「CATIA(キャティア)」を使って計画されました。コンピューターがそれぞれの部分の形と強さを計算したおかげで、こんなに変わった建物にはめずらしく、予定どおりの期間と予算で完成しました。外側は約3万3,000枚のチタンの板でおおわれていて、1枚の厚さはわずか0.4mm、全部合わせても重さは60トンしかありません。美術館は、岩盤まで約14mうちこまれたコンクリートのくいの上に立っています。

中には何がある?

美術館の中心は、花の形をした金属の天窓がのった、高く明るい吹きぬけ(アトリウム)です。まわりの展示室を、曲がった通路やガラスのエレベーター、階段がつないでいます。いちばん大きな展示室は長さ約130mで、柱が1本もありません。そこには、リチャード・セラの『ザ・マター・オブ・タイム』という、中を歩いて通りぬけられる、さび色の巨大な鋼鉄の彫刻のグループがあります。ほかの展示室は展示がよく変わり、世界中の美術を見せています。

今、訪れると

美術館のまわりをぐるりと歩くと、どの方向からもちがう形が見られます。外には有名な作品がいくつかあります。ジェフ・クーンズの『パピー』は、本物の花でおおわれた高さ約12mの犬で、正面の広場を守っています。ルイーズ・ブルジョワの『ママン』は、川のそばに立つ高さ9m近くの青銅のクモです。美術館の一方のはしは、ラ・サルベ橋をつつみこむようになっていて、橋が建物の一部のように見えます。

おもしろ豆知識

  • その成功から、大胆な建築で町を生まれ変わらせることを「ビルバオ効果」と呼ぶようになりました。
  • チタンの板はクレジットカードよりもうすいので、美術館全体のチタンの外側の重さはわずか約60トンです。
  • ゲーリーは、明るい中央の吹きぬけを、その形から「ザ・フラワー」と呼びました。
  • ウエスト・ハイランド・テリアの形をして花の植物でおおわれた『パピー』は、美術館によると世界最大の花の彫刻です。
  • 巨大なクモの彫刻『ママン』は、織物の職人だった作者のお母さんにささげてつくられました。
  • 開館して最初の3年間で、400万人近くが美術館を訪れました。

地球儀では

模型では、ビルバオにある、チタンでおおわれた曲線だらけのフランク・ゲーリーの美術館が見られます。ズームして、ぴかぴかの形が魚のうろこのようにねじれ、重なり合っているようすを見てみましょう。

クイズタイム

ビルバオ・グッゲンハイム美術館とセゴビアの水道橋、高いのはどっち?

答えを見る

答え:ビルバオ・グッゲンハイム美術館(50 m 対 28 m) セゴビアの水道橋 →

地球儀クイズで遊ぶ →

地球儀で近くにあるもの

参考資料

更新: 2026-10-13