My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

ホテル・デル・コロナド

Hotel del Coronado

ホテル・デル・コロナド
写真: Armandoartist, CC BY-SA 4.0 · 出典

ホテル・デル・コロナドは、「ザ・デル」として知られる、カリフォルニア州コロナドにある歴史的な海辺のホテルで、サンディエゴからサンディエゴ湾をはさんだすぐ向かいにあります。今も残っている木造のビクトリア朝の海辺のリゾートとしてめずらしい例で、白い壁と赤い円すい形の小塔で有名です。1888年2月19日に開業し、当時は世界でいちばん大きなリゾートホテルでした。

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ひと目でわかる

国
アメリカ合衆国
完成
1888年

すぐわかる答え

ホテル・デル・コロナドはどこにありますか?

アメリカ合衆国にあります。

ホテル・デル・コロナドはいつ完成しましたか?

1888年に完成しました。

赤い円錐屋根が印象的な、海辺のヴィクトリア様式の木造リゾートホテルです。

カリフォルニア州の歴史的建造物(1970年)と国定歴史建造物(1977年)に指定されています。オレゴン州の元飛行船格納庫に次いで、アメリカで2番目に大きな木造の建物です。ホテルには大統領や王族、映画スターがとまってきて、1959年のコメディ映画『お熱いのがお好き』など、たくさんの映画や本に登場しています。

町をつくるためのホテル

1880年代の半ば、サンディエゴは最初のころの土地ブームのひとつをむかえていて、開発業者はよく、空いた土地に人を呼ぶために豪華なホテルを建てました。1885年11月、5人の投資家が、コロナドとノース・アイランドの約4,000エーカーを11万ドルで買いました。そのうちの2人、エリシャ・バブコックとハンプトン・ストーリーが「コロナド・ビーチ社」をつくり、新しい町のためにフェリー、湾の下を通す水道、鉄道を建設しました。バブコックは、中庭の庭園をかこむように建て、海側の角に塔があり、海と湾と町を見わたせる食堂の棟があるホテルを望みました。

どうやって建てられたの?

このあたりには木材も働き手も少なかったので、会社はカリフォルニア州ユーリカの大きな材木会社の生産をまるごと買い取り、現場にかんな工場を建てました。建築家ジェームズ・リードは、れんがとコンクリートのためのかまを自分でつくりました。工事は1887年3月、ジャックウサギやコヨーテだらけの砂州で始まり、約2,000人の働き手が働きました。その多くは、サンフランシスコやオークランドから来た中国からの移民でした。ホテルの「クラウン・ルーム」の木の天井は、くぎを1本も使わず、木のくぎとのりでとめられています。

「初めて」と火事への備え

ホテルは時代の先を行っていました。ホテルに電気の明かりがあるのがまだ新しかった時代に電灯があり、電気が止まったときのために、電線はガス管の中に通されていました。リードは、世界で最初の石油ストーブ(オイル炉)もホテルにとりつけました。火事に備えて、サンディエゴ湾の下に真水のパイプがしかれ、地下にはスプリンクラーのタンクと2つの巨大なコンクリートの貯水槽がつくられました。貯水槽は雨水には使われませんでしたが、禁酒法の時代にはお酒をかくしておくのに便利だったといわれています。

おもしろ豆知識

  • 1959年の映画『お熱いのがお好き』は、ここで撮影されました。
  • ベンジャミン・ハリソンからジョージ・W・ブッシュまでの大統領がこのホテルにとまりました。
  • オレゴン州の元飛行船格納庫に次いで、アメリカで2番目に大きな木造の建物です。
  • クラウン・ルームの天井には、くぎが1本も使われていません。

地球儀では

模型では、海辺にある、たくさんの塔をもつ赤い屋根のビクトリア朝のホテルが見られます。赤い円すい形の小塔をさがしてみましょう。

クイズタイム

ホテル・デル・コロナドとテオティワカン、古いのはどっち?

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答え:テオティワカン(1888年 対 200年) テオティワカン →

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参考資料

更新: 2026-10-14