My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

メテオラ

Meteora

メテオラ
写真: Stathis floros, CC BY-SA 4.0 · 出典

メテオラは、ギリシャ北西部のテッサリア地方、カランバカの町の近くにある、巨大な岩の柱の集まりです。いくつかの柱のてっぺんには修道院がのっています。名前は「高くそびえる」「空中にうかんだ」という意味で、「メテオ(流星)」という言葉と関係があります。残っている6つの修道院は、そのすばらしい建築と美しさ、宗教と文化の大切さから、1988年にユネスコの世界遺産になりました。

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ひと目でわかる

国
ギリシャ
完成
14th c.
高さ
400 m
種類
宗教建築

すぐわかる答え

メテオラはどこにありますか?

ギリシャにあります。

巨大な砂岩の柱の頂上に修道院が建つ驚異的な風景です。

柱や丸い大岩の上には、おもに14世紀の後半から、約24の修道院が建てられました。残っているのは6つで、そのうち4つ、メガロ・メテオロン、ヴァルラーム、アギア・トリアダ(聖三位一体)、アギオス・ステファノスには今も修道士や修道女がくらしていて、見学できます。メガロ・メテオロンは1356年にできました。ギリシャの人たちは、メテオラをアトス山につぐ大切な場所と考えています。

岩はどうやってできたの?

柱は火山でできたものではありません。湖のふちの三角州に流れこむ川が、何百万年もかけて積もらせた、砂岩と礫岩(れきがん)がまざったものです。

約6,000万年前、地面の動きで海の底がおし上げられ、縦のひびわれがたくさんある高い台地ができました。そのあと、水や風、はげしい気温の変化が、そのひびわれにそって柱をけずり出しました。

岩の上の修道士

西暦800年代、ひとりで修行する修道士たちが、平地から最大550メートルの高さの岩の塔のくぼみやすき間にうつりすみました。彼らは日曜日ととくべつな日にだけ集まりました。修道院が建てられたのは1300年代で、修道士たちはおそわれたときにかくれる安全な場所をほしがっていました。

昔の修道士たちは、取り外せるはしごや、つり上げるためのロープでてっぺんまで行きました。岩に階段がほられたのは、1920年代になってからです。

修道院より古いもの

メテオラの近くのどうくつには、5万年前から5,000年前までずっと人がくらしていました。カランバカから4キロメートルのテオペトラ洞窟には、2つの大きな変化の記録が残っています。ネアンデルタール人が現代の人類に入れかわったことと、そのあと狩りから農業へ変わったことです。

入り口にある2万3,000年前に作られた石のかべは、知られている中でいちばん古い人工の建造物です。1954年にはマグニチュード7の地震が柱をゆらしましたが、柱は今も立っています。

おもしろ豆知識

  • かつて修道士たちは、縄ばしごや網を使って修道院へ上っていました。
  • 昔の修道士たちは、ロープのはしごを登ったり、網に入って引き上げられたりしました。
  • 岩に階段がほられたのは、1920年代になってからです。
  • 約24あった修道院のうち、残っているのは6つです。
  • テオペトラ洞窟には、たぶん冷たい風をふせぐために2万3,000年前に作られたかべがあります。

地球儀では

このモデルは、背の高い砂岩の柱の上の修道院を表しています。いちばん上にのっている建物をさがしてみましょう。

地球儀で近くにあるもの

参考資料

更新: 2026-10-14