My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

コルドバのメスキータ

Mosque–Cathedral of Córdoba

コルドバのメスキータ
写真: Toni Castillo Quero, CC BY-SA 2.0 · 出典

コルドバのメスキータ(モスク=大聖堂)は、スペイン語で「モスク」を意味する「メスキータ」とよく呼ばれ、スペイン南部のコルドバの旧市街に立っています。785年、そこに「アミール国(アミールがひきいる国)」を開いたイスラム教徒の君主アブド・アッラフマーン1世の命令で、「コルドバの大モスク」として始まりました。その後200年のあいだ、あとをついだ君主たちがモスクをより大きく立派にし、コルドバは地方の町からさかえたゆたかな都へと成長しました。

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ひと目でわかる

国
スペイン
完成
987年
高さ
54 m
種類
宗教建築

すぐわかる答え

コルドバのメスキータはどこにありますか?

スペインにあります。

コルドバのメスキータはいつ完成しましたか?

987年に完成しました。

コルドバのメスキータの高さはどのくらいですか?

高さは約54 mです。

赤白縞のアーチの森で知られる旧大モスクで、中央にルネサンス様式の大聖堂が建てられています。

1236年、カスティーリャのキリスト教徒の軍が町を手に入れてモスクを大聖堂に変え、1500年代にはそのまん中にルネサンス様式の教会がまるごと建てられました。だから、ひとつの建物に、まったくちがう2つの中心があるのです。今も町の大聖堂で、毎日ミサがおこなわれていて、1984年からユネスコの世界遺産になっています。多くの人が、イスラム建築の歴史の中でもっとも大切な建物のひとつだと考えています。

アーチの森

昔の礼拝の広間の中では、森の木のように、柱の列がどこまでも続いています。今は約850本あり、碧玉(ジャスパー)、オニキス、大理石、花崗岩、斑岩でできています。最初に建てた人たちは、古いローマや西ゴート王国の建物から取ってきた柱を再利用しましたが、高い屋根を支えるには短すぎました。そこで考えたかしこい方法が、2段のアーチです。下に馬のひづめの形のアーチがあり、その上に丸いアーチが重ねられています。赤いれんがと白っぽい石をかわるがわる使っているので、アーチは赤と白のしまもようです。

どうやって大きくなったの?

最初のモスクは約1年ととても速く建てられ、柱は約120本でした。その後の君主たちが建物を加え続けました。アブド・アッラフマーン3世は、お祈りの呼びかけのための塔「ミナレット」を建て、958年に完成させました。息子のハカム2世は、お祈りをするときに向く方向をしめす、かざられたくぼみ「ミフラーブ」を新しくつくり、かがやく金のモザイクでおおいました。最後のいちばん大きな増築は、987〜988年に権力のある大臣マンスールのもとでおこなわれました。南には川があって広げられなかったので、広間を東へ広げたのです。

モスクの中の教会

1236年からあとは大聖堂として使われましたが、300年近くのあいだ、ほとんど変わりませんでした。そして1523年、教会の指導者たちは、昔の礼拝の広間のまん中に、高い大聖堂の身廊と翼廊を建て始め、場所をつくるためにアーチの一部を取りのぞきました。コルドバの市議会は強く反対しましたが、国王カール5世が工事を許しました。昔のミナレットは、のちに1617年に完成した新しい鐘楼の中につつみこまれました。今、見学者は、うす暗い果てしないアーチの中から、明るく高くそびえる教会へとそのまま歩いていくのです。

おもしろ豆知識

  • 礼拝堂には、碧玉・オニキス・大理石・花崗岩でできた柱が850本以上あります。
  • 国王カール5世はのちに新しい大聖堂を見て、どこにでも建てられるものをつくるために、世界にひとつしかないものをこわしてしまった、となげいたといわれています。
  • この建物のアーチは、何百年ものあいだ、地中海西部のイスラムの国々の「ムーア様式」の建築にヒントをあたえました。
  • かつて高さ47mあった昔のミナレットは、今も大聖堂の鐘楼の中にかくれています。
  • 毎年約150万人がメスキータを訪れます。

地球儀では

模型では、まん中からルネサンス様式の大聖堂がそびえる、コルドバの大モスクが見られます。ズームして、広く低いモスクからつき出た大聖堂の屋根をさがしてみましょう。

クイズタイム

コルドバのメスキータとスペイン広場(セビリア)、高いのはどっち?

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答え:スペイン広場(セビリア)(54 m 対 74 m) スペイン広場(セビリア) →

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参考資料

更新: 2026-10-13