ヌーク
Nuuk

ヌークは、デンマークの自治領グリーンランドの首都で、いちばん大きな町です。グリーンランドの人口の3分の1以上にあたる約2万人がくらしていて、世界でもっとも小さな首都のひとつです。北緯64度11分にあるので、レイキャビクより数km北にある、世界でいちばん北の首都でもあります。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- グリーンランド
- 種類
- 歴史地区
すぐわかる答え
ヌークはどこにありますか?
グリーンランドにあります。
グリーンランドの首都で、カラフルな家々とそびえるセルミツィアク山がフィヨルドを囲みます。
町は、ラブラドル海から約10km、「ヌープ・カンゲルルア」という長いフィヨルドの入口にあり、カラフルな家々の上には、高さ1,210mのセルミツィアク山がそびえていて、町のほとんどどこからでも見えます。ヌークは、グリーンランドの政治、文化、ビジネスの中心です。
とても古い場所
ヌークの近くには、とても長いあいだ人がくらしてきました。紀元前2200年ごろからの古代のサカク文化、それからドーセット文化、そして西暦1000年ごろから15世紀までノルド人の入植者がいましたが、その集落は、はっきりしない理由で消えてしまいました。
1728年、宣教師ハンス・エーゲデと総督クラウス・パールスが、すでにイヌイットがくらしていた場所に町をつくりました。町は「よい希望」という意味の「ゴットホープ」と名づけられました。「ヌーク」は、グリーンランド語で「岬」という意味です。
「初めて」がいっぱいの町
1733年、モラヴィア兄弟団の宣教師たちが布教を始め、1747年には「ノイ・ヘルンフート」の伝道所が建てられて、今のヌークの中心になりました。1861年には、グリーンランド語で最初の新聞「アトゥアガグドリウティト」が、グリーンランド人の編集長のもとでここで始まり、グリーンランドの人びとの誇りのシンボルになりました。
1979年にグリーンランドが自治権を手に入れると、町の名前はヌークに変わり、グリーンランド語の名前が使われるようになりました。ゴットホープという名前は、その後の20年ほどでほとんど使われなくなりました。2016年のある新聞は、グリーンランドの人びとの90%近くがイヌイットであることから、ヌークは世界でもっとも先住民の多い都市かもしれないと書きました。
太陽と天気
ヌークはツンドラ気候で、冬は長く寒く雪が多く、夏は短く寒いです。北極圏から南に約240kmのところにあります。
12月21日には、太陽は朝11時22分にのぼり、午後3時28分にしずみます。6月には、太陽は夜中の1時すぎにしずみ、4時前にはのぼるので、空は一晩中明るいままです。
おもしろ豆知識
- ヌークは1728年につくられました。
- レイキャビクより数km北にあります。
- 昔は、「よい希望」という意味のデンマーク語の名前「ゴットホープ」で知られていました。
- 12月21日には、太陽が出ている時間はわずか約4時間半です。
地球儀では
模型では、フィヨルドのそばのカラフルな家々と、その後ろの高い山が見られます。とがった峰をさがしてみましょう。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





