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ヴェルサイユ宮殿

Palace of Versailles

ヴェルサイユ宮殿
写真: ToucanWings, CC BY-SA 3.0 · 出典

ヴェルサイユ宮殿は、フランスのパリから南西に約16kmのヴェルサイユの町にある、とても大きな王宮です。はじめは小さな狩りのための館でしたが、「太陽王」と呼ばれたルイ14世が、フランス王の力を見せつけるために、ヨーロッパでいちばん豪華な宮殿に変えました。1682年から1789年まで、王とその宮廷、そして王の政府全体がここで暮らし、働いていました。

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ひと目でわかる

国
フランス
完成
1710年
種類
宮殿

すぐわかる答え

ヴェルサイユ宮殿はどこにありますか?

フランスにあります。

ヴェルサイユ宮殿はいつ完成しましたか?

1710年に完成しました。

ルイ14世が絶対王政の象徴として拡張した宮殿で、黄金の王の門と鏡の間で有名です。

宮殿にはおよそ2,300の部屋があり、整った庭園、噴水、長い大運河、「トリアノン」と呼ばれる小さな宮殿がある約815ヘクタールの公園の中にあります。いちばん有名な部屋は、きらきらかがやく「鏡の間」です。今、ヴェルサイユはフランスの国がもつ美術館で、ヨーロッパでもっとも多くの人が訪れる場所のひとつです。その様式は、ヨーロッパ中の宮殿にまねされました。

歴史

1623年、国王ルイ13世がここに、れんがと石でできた質素な狩りの館を建てました。宮廷の人の中には、これを「トランプの家」とからかう人もいました。息子のルイ14世は1661年にこの館に興味をもち、建築家ルイ・ル・ヴォー、庭師アンドレ・ル・ノートル、画家シャルル・ル・ブランをやとって大改造しました。1682年、王は宮廷をここへ完全に移しました。王の一家は1789年10月までここにいましたが、フランス革命のさなか、パンの値段におこったパリの人びとの群れがヴェルサイユへ行進し、王と王妃をパリへ連れていきました。その後、1830年代に宮殿はフランスの歴史の博物館になりました。

鏡の間

鏡の間は長さ73mの回廊で、建築家ジュール・アルドゥアン=マンサールが設計し、1678年から1684年にかけてつくられました。17の背の高い窓から庭が見え、その向かいには357枚の鏡でおおわれた17のアーチがあって、昼の光を部屋中にはね返します。シャルル・ル・ブランは、カーブした天井に、ルイ14世の時代の30の場面をえがきました。この部屋は、王家の結婚式や舞踏会、外国の大使をむかえるときに使われました。1919年には、第一次世界大戦を正式に終わらせたヴェルサイユ条約がここで調印されました。

門と庭園

見学者は、金色の「王の門」でとじられた中庭から入ります。1680年ごろにデザインされたもとの門は、革命中の1794年にこわされ、2008年に新しい門がつくられました。宮殿の裏には、ル・ノートルの庭園が、まっすぐな道、きれいに刈りこまれた生けがき、池とともに広がっています。革命の前、王の領地は今の公園の約10倍の広さでした。1999年12月のはげしい嵐で1万本以上の木がたおれ、そのあと庭園には木が植え直されました。

おもしろ豆知識

  • ルイ14世の寝室は宮殿のまん中、父の古い狩りの館では中央のサロンだった部屋に置かれました。
  • 鏡の間には17のアーチに357枚の鏡がはめこまれていて、鏡のアーチはそれぞれ17ある庭側の窓のひとつと向かい合っています。
  • 1871年にドイツ帝国の成立が宣言されたのも鏡の間で、1919年には同じ部屋で第一次世界大戦を終わらせる条約が調印されました。
  • 王の一家が去ったあと、宮殿の家具は1793年と1794年に競売で売られ、美術館は何十年もかけてそれを買いもどしてきました。

地球儀では

模型では、パリの近くにあるルイ14世の自慢の宮殿と、正面の金色の「王の門」が見られます。ズームして金色の門をさがし、中にある長い鏡の間を想像してみましょう。

クイズタイム

ヴェルサイユ宮殿とコロッセオ、古いのはどっち?

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答え:コロッセオ(1710年 対 80年) コロッセオ →

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地球儀で近くにあるもの

参考資料

更新: 2026-10-13