My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

トゥエルブ・アポストルズ

The Twelve Apostles

トゥエルブ・アポストルズ
写真: Michael J Fromholtz, CC BY-SA 4.0 · 出典

トゥエルブ・アポストルズ(十二使徒)は、オーストラリアのビクトリア州、グレート・オーシャン・ロードのそば、ポート・キャンベル国立公園のすぐ沖に立つ、石灰岩の「海食柱(シースタック)」の集まりです。いちばん高いものは海から約50メートルもそびえ、岩がよりそって立っているので、オーストラリアの海岸でとくに人気のある名所のひとつです。

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ひと目でわかる

国
オーストラリア
高さ
50 m

すぐわかる答え

トゥエルブ・アポストルズはどこにありますか?

オーストラリアにあります。

グレート・オーシャン・ロード沖にそびえる石灰岩の岩柱群で、波の浸食でできました。

名前には少しなぞがあります。もしかすると12本あったことは一度もなく、昔立っていたのは9本だけだったと考えられています。そのもとの9本のうち、7本が今も立っています。いちばん有名な展望スポットからは6本が見え、7本目はおもな展望台のかどから数メートルはなれたところにあります。公園はメルボルンから南西へ約190キロメートルのところにあります。

海食柱はどうやってできたの?

岩は「ポート・キャンベル石灰岩」とよばれ、およそ1,500万〜500万年前の中新世の中ごろから終わりにかけて積もったものです。南極海からのきびしい天気が、やわらかい石灰岩を少しずつけずりました。まず波ががけにどうくつをほり、どうくつがアーチになり、アーチがくずれると、背の高い柱がぽつんと残りました。同じ波が今も岩をけずり続けていて、岩は1年に約2センチメートルずつけずられています。

たおれる岩と新しい名前

2005年7月、高さ50メートルの岩が海にくずれ落ちて8本になり、2009年にはもう1本たおれて7本になりました。専門家たちは、近くのがけがいつか新しい海食柱になると考えています。岩はかつて「ピナクルズ」、のちに「メスブタと子ブタ」とよばれていました。マトンバード島がメスブタで、小さな岩が子ブタでした。観光客をもっとよぶために、「トゥエルブ・アポストルズ」という名前が正式になりました。

探検したくなる、あらあらしい海岸

公園は、海岸ぞいの石灰岩の形を守るために1964年5月5日に作られ、今の広さは約1,750ヘクタールです。この「シップレック・コースト(難破船海岸)」ぞいでは、ロンドン・ブリッジ、ロックアード渓谷、ギブソン・ステップスも見られます。おもな野生動物は鳥です。海岸にはペンギンやアジサシがすみ、沖にはカツオドリやアホウドリがいます。2023年、裁判所は、トゥエルブ・アポストルズをふくむ土地の伝統的な持ち主として、イースタン・マール族を正式にみとめました。

おもしろ豆知識

  • ここに立っていたのはたぶん9本だけで、12という数は一度も正しくなかったのです。
  • 2005年7月、高さ50メートルの岩が海にくずれ落ちました。
  • 岩はかつて「メスブタと子ブタ」というニックネームでよばれていました。
  • 海岸を守る公園は1964年にできました。

地球儀では

このモデルは、波の中からそびえる背の高い石灰岩の柱を表しています。海の中にばらばらに立つ岩の柱をさがしてみましょう。

地球儀で近くにあるもの

参考資料

更新: 2026-10-14