冬宮(エルミタージュ美術館)
Winter Palace (Hermitage)

冬宮は、ロシアのサンクトペテルブルクのネヴァ川の岸に立つ、緑と白の巨大な宮殿です。1732年から1917年まで、「ツァーリ」と呼ばれたロシアの皇帝や女帝の一族、ロマノフ家の公式の住まいでした。今の建物は、イタリアの建築家バルトロメオ・ラストレッリが、かざりの多い「バロック」という様式で設計し、女帝エリザヴェータのために1754年から1762年にかけて建てられました。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- ロシア
- 完成
- 1762年
- 高さ
- 23.5 m
- 種類
- 宮殿
すぐわかる答え
冬宮(エルミタージュ美術館)はどこにありますか?
ロシアにあります。
冬宮(エルミタージュ美術館)はいつ完成しましたか?
1762年に完成しました。
冬宮(エルミタージュ美術館)の高さはどのくらいですか?
高さは約23.5 mです。
ロシア皇帝の公式な住まいだったバロック宮殿で、現在はエルミタージュ美術館の一部です。
ヨーロッパでもっとも大きな宮殿のひとつで、部屋は1,000をはるかにこえます。今は、世界最大級の美術館「国立エルミタージュ美術館」の本館になっています。エルミタージュは1764年に女帝エカテリーナ2世(大帝)が始めたもので、今では絵画や彫刻から古代の宝物や硬貨まで、300万点以上を所蔵しています。
歴史
この川岸には、前にもいくつかの冬宮があり、今のものは4代目です。1762年から国を治めたエカテリーナ2世は、ふえていく美術品のコレクションをおさめるため、「エルミタージュ(隠者のかくれ家)」と呼ぶ静かな棟を加えました。1837年12月17日、おそろしい火事で中のほとんどが焼けてしまいました。皇帝ニコライ1世は、外側をそのままにして、1839年までに中を建て直させました。1917年のロシア革命のとき、兵士や水兵たちが宮殿に入り、そこで会議をしていた政府の大臣たちを逮捕しました。このできごとは、のちに「冬宮襲撃」として記憶されています。
宮殿の見た目
宮殿広場に面した正面は、約215mもの長さがあります。長い壁を白い柱の列が区切り、屋根のふちには178の像とつぼが並んでいます。中には、窓が約1,945、ドアが1,886、階段が117あると数えられています。宮殿はいつも緑だったわけではありません。壁は最初は金色っぽい砂の色、のちにこい赤にぬられ、今の緑と白の色は1946年からです。立派な広間の多くは、1837年の火事のあと、いろいろな様式でつくり直されました。
今のエルミタージュ美術館
美術館は、1764年にエカテリーナ2世がベルリンの商人から絵画のコレクションを買ったことから始まりました。その後も彼女は、レンブラント、ルーベンス、ティツィアーノ、ラファエロなどの作品をふくむコレクションをまるごと買い続けました。美術館は1852年から一般に公開されていて、革命のあとは冬宮全体が美術館の一部になりました。300万点以上ある所蔵品のうち、展示されているのはいつもほんの一部で、その約3分の1は硬貨とメダルです。子どもと学生は、毎日無料で入れます。
おもしろ豆知識
- エルミタージュ美術館には、約300万点の収蔵品があります。
- 1800年代の終わりには、皇帝たちはこの宮殿から、地球上の陸地のほぼ6分の1を治めていました。
- 宮殿には、窓が約1,945あります。
- 緑と白になる前、冬宮はこい赤色にぬられていました。
- エルミタージュ美術館は毎年、聖エカテリーナの日の12月7日に誕生日をお祝いします。
地球儀では
模型では、サンクトペテルブルクにある、今はエルミタージュ美術館の一部になっているロシア皇帝の長いバロック様式の宮殿が見られます。ズームして、窓の列が川ぞいにどこまで続いているか見てみましょう。
クイズタイム
冬宮(エルミタージュ美術館)と血の上の救世主教会、高いのはどっち?
答えを見る
答え:血の上の救世主教会(23.5 m 対 81 m) 血の上の救世主教会 →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
- ウィキペディアでもっと読む
- Winter Palace — Wikipedia
- Hermitage Museum — Wikipedia
- 겨울 궁전 — 위키백과
- Winter Palace — Encyclopaedia of Saint Petersburg
更新: 2026-10-13





