コクカイビゼンクラゲ
Barrel jellyfish

コクカイビゼンクラゲは、白い丸い傘の縁が紫色で、その下にひだの多い太い口腕が集まるクラゲです。傘は直径約60cmに達し、長い触手はありません。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- クラゲ・サンゴ
- 食べ物
- ろ過して食べる
- すむ環境
- 海岸, 外洋
すぐわかる答え
コクカイビゼンクラゲはどこにすんでいますか?
大西洋の海岸・外洋にすんでいます。
コクカイビゼンクラゲは何を食べますか?
食べ物:ろ過して食べる。
バレルジェリーフィッシュ(学名リゾストマ・プルモ)は、北東大西洋、地中海、黒海、アゾフ海にすむ、キノコの形をした大きなクラゲです。南アフリカ西部の沖の南大西洋でも知られています。「ごみばこのふたクラゲ」や「ひらひら口のクラゲ」ともよばれ、長くたれ下がる触手ではなく、太くてひらひらした腕が大きな特ちょうです。
アイリッシュ海ではふつうはば40センチメートルまでですが、とくべつなものは150センチメートルにもなり、イギリスとアイルランドの海でいちばん大きなクラゲです。25キログラムにもなるという資料もあります。ほかのクラゲにくらべると毒はそれほど強くなく、さされると少しひりひりして、ときどき発しんが出ますが、大きな危険ではありません。オサガメの大好物です。
大量発生と季節
バレルジェリーフィッシュは、ふつう夏の終わりから秋のはじめに、数がふえて大量発生するころに見られます。あたたかい水温や風などの条件が、その原因になります。スコットランドの野生生物の団体によると、春の終わりからあたたかい沿岸の海に集まり、5月や6月によく海岸に打ち上げられ、5月から10月まで見られます。
どうやって食べて、さすの?
このクラゲはプランクトンを食べ、浅い海の水面近くで取りこみます。長い触手のかわりに、8本のひらひらした腕にさす細胞があります。ふつう人に害はありませんが、海岸に打ち上げられたクラゲは死んだあとでもさすことがあるので、さわらないのがいちばんです。いちばん大きなウミガメであるオサガメは、バレルジェリーフィッシュをたくさん食べます。
クラゲと人
東南アジアでは、同じ根口クラゲの仲間のクラゲが、伝統的な食べものや薬に使われています。科学者たちは、クラゲからとったものを洗ったりこしたりして、毒になる部分を取りのぞき、健康のための製品に使えそうな役に立つ成分を残す方法を研究してきました。バレルジェリーフィッシュは、名前が変わることもあるということを思い出させてくれます。イギリスの海にいるものは、地中海のものとは別の種だという資料もあります。
おもしろ豆知識
- 長くたれ下がる触手がなく、人が刺されても痛みは軽いです。
- イギリスとアイルランドの海でいちばん大きなクラゲです。
- 8本のひらひらした腕は、少しカリフラワーのように見えます。
- オサガメはこのクラゲを食べるのが大すきです。
- 海岸に打ち上げられた死んだクラゲでも、さすことがあります。
地球儀では
このモデルは、カードにあるような、太いひらひらした腕を持つ大きな丸いクラゲのかさを表しています。下の腕を見てみましょう。
似ている仲間
参考資料
- ウィキペディアでもっと読む
- Rhizostoma pulmo — Wikipedia
- https://snorkel.scottishwildlifetrust.org.uk/species/barrel-jellyfish
更新: 2026-10-14





