アカサンゴ
Red coral

アカサンゴは高さ10〜30cmほどの小さな枝状の群体で、硬い赤い骨格が古くから宝飾品に使われてきました。地中海の岩の割れ目や洞窟の暗い所に付着して生きます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- クラゲ・サンゴ
- 食べ物
- ろ過して食べる
- すむ環境
- サンゴ礁, 洞窟
すぐわかる答え
アカサンゴはどこにすんでいますか?
大西洋のサンゴ礁・洞窟にすんでいます。
アカサンゴは何を食べますか?
食べ物:ろ過して食べる。
アカサンゴは、「宝石サンゴ」ともよばれ、アカサンゴ属(Corallium)に入ります。植物や岩ではなく、動物です。それぞれの群体は、かたい赤い骨格の中に引っこむことができるたくさんの小さなポリプでできていて、葉のない小さな木のように見えます。人々は、大昔からその骨格を宝石に使ってきました。
いちばんよく知られている種コラリウム・ルブルムは、おもに地中海と、ジブラルタル海峡、カーボベルデ諸島、ポルトガル南部の近くなど、そのまわりの大西洋にすんでいます。どろがあまりつもらない、暗い岩の海底、つまり深い海やほら穴やわれ目に育ちます。ほかのアカサンゴ属の種は、日本や台湾のまわりなど、西太平洋にすんでいます。
小さな動物でできた木
アカサンゴは「八放サンゴ」で、それぞれのポリプに8本のうでがあるという意味です。群体は小さな木のような形で、ふつうは高さ10〜30cmですが、大きいものは約1mまで育ちます。かたい骨格は炭酸カルシウムでできていて、自然の色素で赤くそまっています。その上をやわらかい赤い層がおおい、そこから白いポリプがつき出ています。地中海では深さ約10〜300mで育ち、サルデーニャ島のアルゲーロの近くのほら穴では4〜35mで育ちます。
サンゴと人々
アカサンゴは大昔からとられてきました。サンゴの宝石は、古代エジプトのお墓や、ヨーロッパの先史時代のお墓からも見つかっています。ローマの作家・大プリニウスは、インドの人々がとても大切にしていると書きとめ、ローマ人は子どもを守るために子どもの首にサンゴの枝をかけました。モース硬度は3.5で、ビーズやカボションにみがけるくらいやわらかいです。地中海の浅いサンゴの場所は、とりすぎでほとんどからっぽになってしまいました。
おもしろ豆知識
- その赤い骨格は、大昔からアクセサリーに使われてきました。
- アカサンゴは宝石としてはやわらかく、モース硬度は約3.5です。
- 「コーラル」ということばは、この骨格に見られるあたたかい赤みがかったピンク色の名前として、色をあらわすのにも使われます。
- 太平洋のアカサンゴ属の種は、地中海の種よりずっと深い、350〜1,500mにすんでいます。
地球儀では
地球儀では、地中海西部の岩の海底にいるアカサンゴが見られます。小さく枝分かれした赤い群体をさがしてみましょう。
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参考資料
更新: 2026-10-14





