オウギワシ
Harpy eagle

中南米の熱帯雨林の林冠にすむ、世界最大級のワシです。灰色の頭に割れた冠羽、黒い胸の帯、人の手より大きな爪を持ちます。木の上のナマケモノやサルを狩ります。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 鳥類
- 食べ物
- 肉食
- 体重
- 約6 kg
- 体長
- 約1 m
- 保全状況
- 絶滅危惧II類 (IUCN VU)
- すむ環境
- 熱帯雨林
すぐわかる答え
オウギワシはどこにすんでいますか?
熱帯雨林にすんでいます。
オウギワシはどのくらいの大きさですか?
大きくなると1 m、6 kgほどになります。
オウギワシは何を食べますか?
食べ物:肉食。
オウギワシは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧II類」(VU)です。
オウギワシは、世界でいちばん大きくて力の強いワシのひとつで、すんでいる地域ではいちばん大きな猛禽類です。灰色の頭には二つに分かれた羽のかんむりがあり、胸には黒い帯があって、かぎづめは人間の手くらいの大きさです。つばさがわりと短いので、木の幹のあいだをくるりと身をひねって飛ぶことができます。
メキシコ南部からアルゼンチン北部まで、熱帯の低地の熱帯雨林の上のほうにすんでいます。ナマケモノやサルなど、木の上にすむ動物を狩ります。IUCNでは「危急種」とされています。こわがりで、見つけるのがむずかしい鳥です。
木のてっぺんのハンター
オウギワシは、森の天井(林冠)からじっと待って見はっています。ナマケモノやサルを見つけると、枝のあいだをさっと飛びぬけ、えものをつかんで運んでいきます。
後ろのつめは長さ約13cmにもなり、ハイイログマのつめより長いので、とても強い力でつかむことができます。短いつばさのおかげで、木の幹のあいだですばやく向きをかえられます。
神話からきた名前
学名のハルピア・ハルピュイア(Harpia harpyja)は、古代ギリシャの物語に出てくる「ハルピュイア」からきています。ハルピュイアは死んだ人を運ぶ風の精で、半分が鳥、半分が女性のすがたでえがかれました。
このワシはめずらしく、こわがりです。熱帯雨林が切りたおされたことで、昔のすみかの多くからいなくなり、中央アメリカのほとんどの地域ではほぼすがたを消しました。熱帯の森を守ることが、このワシを生かすためのかぎです。
おもしろ豆知識
- 後ろのかぎづめは長さ約13cmで、ハイイログマのつめより長いです。
- 足は、人の手と同じくらいの大きさです。
- ギリシャ神話のハルピュイアにちなんで名づけられました。
地球儀では
地球儀では、オウギワシはメキシコ南部とアルゼンチン北部のあいだの熱帯雨林にいます。二つに分かれたかんむりと、大きなかぎづめをさがしてみましょう。
クイズタイム
オウギワシとケツァール、重いのはどっち?
答えを見る
答え:オウギワシ(6 kg 対 0.21 kg) ケツァール →
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参考資料
更新: 2026-10-14





