ケツァール
Resplendent quetzal

中央アメリカの雲霧林にすむ鳥で、エメラルド色の体と赤い腹が目立ちます。繁殖期のオスは体の何倍もの長さの緑の尾羽を引きます。マヤやアステカでは神聖な鳥とされました。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 鳥類
- 食べ物
- 雑食
- 体重
- 約0.21 kg
- 保全状況
- 準絶滅危惧 (IUCN NT)
- すむ環境
- 熱帯雨林, 山地
すぐわかる答え
ケツァールはどこにすんでいますか?
熱帯雨林・山地にすんでいます。
ケツァールはどのくらいの大きさですか?
大きくなると0.21 kgほどになります。
ケツァールは何を食べますか?
食べ物:雑食。
ケツァールは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「準絶滅危惧」(NT)です。
ケツァール(Pharomachrus mocinno)は、メキシコ南部と中央アメリカの雲霧林にすむ、小さくてかがやくような鳥です。オスは、エメラルドグリーンの背中、赤いおなか、黒いつばさ、白い尾の裏側をもっています。子育ての季節には、緑色の尾の羽が体の何倍もの長さにたなびきます。
メスはもっとじみな色で、尾も短いです。ケツァールはグアテマラの国鳥で、グアテマラのお金も「ケツァル」とよばれます。マヤやアステカの人々はこの鳥を神聖なものとし、羽毛のあるヘビの神ケツァルコアトルとも結びついています。「準絶滅危惧」とされています。
雲霧林のくらし
ケツァールは、すずしくて霧の多い山の森にすんでいます。おもに果物、とくにクスノキ科の木の実を食べ、ときには昆虫、トカゲ、カエル、カタツムリもつかまえます。一年のあいだに山の斜面を上がったり下がったりして移動し、これは「垂直移動」とよばれます。子育ての季節には、斜面から森の天井へと移動します。食べ物も巣の場所も、元気な大きく育った森にたよっています。
巣と危険
ケツァールは、よくキツツキがあけた、かれた木の穴に巣をつくります。メスは1〜3個の卵を産み、卵は17〜19日でかえります。両親は交代で卵をあたため、昼はオスが、夜はメスが卵の上にすわります。いちばん大きな危険は、雲霧林がなくなることです。メキシコの博物学者パブロ・デ・ラ・リャベが、1832年に初めてこの鳥を記録しました。
おもしろ豆知識
- グアテマラの国鳥で、グアテマラのお金の単位も「ケツァル」といいます。
- オスの尾の羽は、体の何倍もの長さになることがあります。
- グアテマラのお金は、ケツァールにちなんで名づけられています。
- 昼はオスが、夜はメスが卵をあたためます。
地球儀では
模型では、メキシコ南部からパナマまでの雲霧林にいるケツァールが見られます。緑色の羽と赤いおなかをさがしてみましょう。
クイズタイム
ケツァールとマメハチドリ、重いのはどっち?
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答え:ケツァール(0.21 kg 対 0.002 kg) マメハチドリ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





