My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

ケツァール

Resplendent quetzal

ケツァール
写真: Giles Laurent, CC BY-SA 4.0 · 出典

中央アメリカの雲霧林にすむ鳥で、エメラルド色の体と赤い腹が目立ちます。繁殖期のオスは体の何倍もの長さの緑の尾羽を引きます。マヤやアステカでは神聖な鳥とされました。

3D地球儀で見る →

ひと目でわかる

分類
鳥類
食べ物
雑食
体重
約0.21 kg
保全状況
準絶滅危惧 (IUCN NT)
すむ環境
熱帯雨林, 山地

すぐわかる答え

ケツァールはどこにすんでいますか?

熱帯雨林・山地にすんでいます。

ケツァールはどのくらいの大きさですか?

大きくなると0.21 kgほどになります。

ケツァールは何を食べますか?

食べ物:雑食。

ケツァールは絶滅の危機にありますか?

IUCNレッドリストでは「準絶滅危惧」(NT)です。

ケツァール(Pharomachrus mocinno)は、メキシコ南部と中央アメリカの雲霧林にすむ、小さくてかがやくような鳥です。オスは、エメラルドグリーンの背中、赤いおなか、黒いつばさ、白い尾の裏側をもっています。子育ての季節には、緑色の尾の羽が体の何倍もの長さにたなびきます。

メスはもっとじみな色で、尾も短いです。ケツァールはグアテマラの国鳥で、グアテマラのお金も「ケツァル」とよばれます。マヤやアステカの人々はこの鳥を神聖なものとし、羽毛のあるヘビの神ケツァルコアトルとも結びついています。「準絶滅危惧」とされています。

雲霧林のくらし

ケツァールは、すずしくて霧の多い山の森にすんでいます。おもに果物、とくにクスノキ科の木の実を食べ、ときには昆虫、トカゲ、カエル、カタツムリもつかまえます。一年のあいだに山の斜面を上がったり下がったりして移動し、これは「垂直移動」とよばれます。子育ての季節には、斜面から森の天井へと移動します。食べ物も巣の場所も、元気な大きく育った森にたよっています。

巣と危険

ケツァールは、よくキツツキがあけた、かれた木の穴に巣をつくります。メスは1〜3個の卵を産み、卵は17〜19日でかえります。両親は交代で卵をあたため、昼はオスが、夜はメスが卵の上にすわります。いちばん大きな危険は、雲霧林がなくなることです。メキシコの博物学者パブロ・デ・ラ・リャベが、1832年に初めてこの鳥を記録しました。

おもしろ豆知識

  • グアテマラの国鳥で、グアテマラのお金の単位も「ケツァル」といいます。
  • オスの尾の羽は、体の何倍もの長さになることがあります。
  • グアテマラのお金は、ケツァールにちなんで名づけられています。
  • 昼はオスが、夜はメスが卵をあたためます。

地球儀では

模型では、メキシコ南部からパナマまでの雲霧林にいるケツァールが見られます。緑色の羽と赤いおなかをさがしてみましょう。

クイズタイム

ケツァールとマメハチドリ、重いのはどっち?

答えを見る

答え:ケツァール(0.21 kg 対 0.002 kg) マメハチドリ →

地球儀クイズで遊ぶ →

似ている仲間

参考資料

更新: 2026-10-14