フィリピンワシ
Philippine eagle

ふさふさしたクリーム色の冠羽と、高く厚いくちばしを持つフィリピンの国鳥です。サル食いワシとも呼ばれます。熱帯雨林の減少で深刻な絶滅危機にあります。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 鳥類
- 食べ物
- 肉食
- 体重
- 約5.5 kg
- 体長
- 約0.95 m
- 保全状況
- 絶滅危惧IA類 (IUCN CR)
- すむ環境
- 熱帯雨林
すぐわかる答え
フィリピンワシはどこにすんでいますか?
熱帯雨林にすんでいます。
フィリピンワシはどのくらいの大きさですか?
大きくなると0.95 m、5.5 kgほどになります。
フィリピンワシは何を食べますか?
食べ物:肉食。
フィリピンワシは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧IA類」(CR)です。
フィリピンワシ(Pithecophaga jefferyi)はフィリピンの国鳥で、この国の森だけにすんでいます。茶色と白の羽、もじゃもじゃしたクリーム色のかんむり羽、そして高さのある太いくちばしをもっています。長さは86〜102cmで、体重は約4〜8kgです。
体の長さとつばさの面積では世界でいちばん大きなワシとされていますが、オオワシやオウギワシのほうが重いです。昔は「サルを食べるワシ」とよばれていました。かなしいことに、熱帯雨林がたくさん切りたおされたため「深刻な危機」にある絶滅危惧種で、地球上でもっとも絶滅が心配される猛禽類のひとつです。
どうやって名前がついたの?
この鳥を最初に研究したヨーロッパ人は、イギリスの博物学者ジョン・ホワイトヘッドで、1896年にこの鳥を見ました。数週間後、彼の使用人が最初の標本を手に入れました。サマール島の地元の人々が、この鳥はサルしか食べないと言ったので、「サルを食べるワシ」と名づけられ、属の名前のピテコファガも「サルを食べるもの」という意味です。フィリピンではたくさんのよび名があり、今ではよく「ハリボン」とよばれます。これは「ハリン・イボン」、つまり「王さまの鳥」からきています。
ワシを守る
いちばん大きな危険は、ひどい森林伐採ですみかがなくなることです。2019年から、20羽以上のワシが助けられていて、その多くは銃でうたれてけがをしていました。フィリピンワシを殺すことは犯罪で、最大12年の刑務所行きと重い罰金になることがあります。この鳥はフィリピンの1,000ペソ紙幣にえがかれていて、国にとってどれほど大切かがわかります。
おもしろ豆知識
- フィリピンの国鳥で、かつては「サルクイワシ」と呼ばれていました。
- 地元のよび名「ハリボン」は「王さまの鳥」という意味です。
- サルしか食べないという地元の話から、「サルを食べるワシ」とよばれました。
- フィリピンの1,000ペソ紙幣にえがかれています。
地球儀では
模型では、ミンダナオ島の森にいるフィリピンワシが見られます。もじゃもじゃのかんむり羽と大きなくちばしをさがしてみましょう。
クイズタイム
フィリピンワシとヒクイドリ、重いのはどっち?
答えを見る
答え:ヒクイドリ(5.5 kg 対 50 kg) ヒクイドリ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





