モウコノウマ
Przewalski's horse

短く立ったたてがみのモウコノウマは、野生で一度絶滅し、モンゴルの草原に再導入された本物の野生馬です。染色体は66本で、家畜のウマの64本とは異なります。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 草食
- 体重
- 約300 kg
- 保全状況
- 絶滅危惧IB類 (IUCN EN)
- すむ環境
- 草原, 砂漠
すぐわかる答え
モウコノウマはどこにすんでいますか?
草原・砂漠にすんでいます。
モウコノウマはどのくらいの大きさですか?
大きくなると300 kgほどになります。
モウコノウマは何を食べますか?
食べ物:草食。
モウコノウマは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧IB類」(EN)です。
モウコノウマは、「タヒ」や「モンゴルの野生の馬」ともよばれる、中央アジアの草原にすむめずらしい絶滅危惧種の野生の馬です。短くてまっすぐ立ったたてがみと、黄かっ色の毛をもっています。がっしりしていて、肩の高さは約122〜142cm、体重は約300kgです。
ロシアの探検家ニコライ・プルジェヴァリスキーにちなんで、英語では「プルジェヴァリスキーの馬」とよばれます。野生ではいったん絶滅しましたが、1990年代から、動物園で育てられた馬が、フスタイ国立公園、タヒン・タル、ホミーン・タルなど、モンゴルにもどされてきました。遺伝子から、家畜の馬とは別の系統であることがわかっています。
ちがう種類の馬
モウコノウマの染色体は66本ですが、家畜の馬は64本です。科学者たちは、両方の祖先の系統が、馬が人に飼いならされるずっと前の、約16万年前から3万8,000年前のあいだに分かれたと考えています。人に飼いならされた馬から生まれたアメリカのマスタングやオーストラリアのブランビーとちがって、長いあいだ「最後の本当の野生の馬」とよばれてきました。ボタイ文化の5,000年前の馬の研究で、飼いならされた馬の子孫かもしれないという疑問が出たので、専門家たちは今もこのことを議論しています。
絶滅からの復活
この種は1881年に正式に記録されました。ロシアの探検家プルジェヴァリスキーは、1879年にモンゴルの草原でこの馬を見つけました。最後の野生の馬が見られたのは1960年代だったので、動物園でくらす馬からもとの土地へもどす取り組みが始まりました。今では、モンゴルや、中央アジアや東ヨーロッパのいくつかの場所で群れがくらしています。今も「絶滅危惧種」とされているので、保護の取り組みが続いています。
おもしろ豆知識
- モウコノウマの染色体は66本で、家畜の馬は64本です。
- モンゴル語では「タヒ」とよばれます。
- 1960年代に野生からすがたを消し、動物園での繁殖によってもどってきました。
地球儀では
模型では、モンゴルのホミーン・タルにいるモウコノウマが見られます。短くまっすぐ立ったたてがみをさがしてみましょう。
クイズタイム
モウコノウマとマヌルネコ、重いのはどっち?
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答え:モウコノウマ(300 kg 対 3.5 kg) マヌルネコ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





