カタトゥンボの雷
Catatumbo lightning

ベネズエラのカタトゥンボ川がマラカイボ湖に注ぐあたりでは、1年に140〜160夜も雷が鳴りやまない。アンデスから吹き下ろす冷たい風と湖の暖かく湿った空気がぶつかり、一晩に何時間も、1時間に数百回も稲妻が光る。数百キロ先からも見えるため、昔の船乗りはこれを「マラカイボの灯台」と呼んだ。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- ベネズエラ
- 種類
- ミステリー
すぐわかる答え
カタトゥンボの雷はどこにありますか?
ベネズエラにあります。
カタトゥンボの雷は、ベネズエラのマラカイボ湖の上やまわりで光る、おもにカタトゥンボ川が湖に流れこむあたりで起きる雷雨です。雷が何度も何度もやってくるので、人びとは「終わらない嵐」とよんでいます。
1年に約140〜160夜、1晩に約9時間起き、1分に16〜40回いなずまが光ります。科学者たちは、世界でいちばん雷が多い場所で、1年に1平方キロメートルあたり約250回光ると説明しています。光は、高さ1キロメートル以上の雷雲から来ています。雷はたくさんのオゾンも作りますが、それが上の空にとってどういう意味があるのかは、科学者のあいだで議論されています。
どうしてそんなに雷が多いの?
湖や近くの沼地をふきぬける風が、あたたかくしめった空気を、3方向から平野をかこむアンデス山脈、ペリハー山脈、メリダ山脈のほうへ運びます。この空気が上へ上がって不安定になると、雷雨がわき起こります。
雷のほとんどは雲の中で光ります。研究者たちは、沼地からのメタンなど、ほかの原因もいくつか考えてきましたが、すべての研究が一致しているわけではなく、正確な理由は今も議論されています。
止まることはあるの?
あります。パターンは1年のあいだでも、年によっても変わります。2010年の1月から3月には、たぶんかんばつのせいで雷が止まり、人びとはもう二度ともどらないのではと心配しました。そのあと雷はもどってきました。
「カタトゥンボ」という名前は、バリ族の言葉で「雷の家」という意味です。スリア大学の科学者たちは、その変化を、赤道の近くの雨を運ぶ風の帯などの大きな天気のパターンと結びつけています。
おもしろ豆知識
- 1分に16〜40回光ることがあります。
- 2010年には、かんばつのあいだ約3か月止まりました。
- カタトゥンボは、バリ族の言葉で「雷の家」という意味です。
地球儀では
地球儀のベネズエラのマラカイボ湖の上でさがして、ズームしてカードを開いてみましょう。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





