河童
Kappa

伝説:カッパは日本の川や沼にすむという妖怪で、頭の上に水の入った皿、背中にはカメのような甲羅がある。皿の水がこぼれると力を失うといわれ、キュウリが大好物だという。民話集『遠野物語』(1910年)で知られる岩手県遠野のカッパ淵には、今もキュウリをつけた釣りざおが置かれている。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- 日本
- 種類
- 伝説の生き物
すぐわかる答え
河童はどこにありますか?
日本にあります。
河童は、日本の言い伝えに出てくる水の生き物で、名前は「川の子ども」という意味です。日本でもっとも有名な3つの妖怪のひとつです。言い伝えでは、河童は日本中の池や川にすんでいて、「川太郎(川の男の子)」など、地方ごとにちがう名前でも呼ばれています。
河童はふつう、手足に水かきがあり、背中にカメのようなこうらをもつ、緑色でぬるぬるした人のような姿でえがかれます。頭のてっぺんには水の入った皿があり、それがこぼれると河童は弱ってしまいます。キュウリが大好きで、すもうをとるのが好きです。これは言い伝えで、本物の河童は見つかっていません。
おそろしいものから、いたずら者へ
昔、河童は人をおぼれさせたり、馬や牛を水の中に引きこんだりする川の怪物としておそれられていました。のちの話では、もっといたずら好きな存在になりました。つかまった河童はうでを切られることがあり、許してもらうかわりに人のために働いたり、ふしぎな薬のつくり方を教えたりしたといいます。地域によっては、河童は水の神の姿だと考えられていたことさえありました。
今の河童
河童は日本中で有名です。1927年の芥川龍之介の小説『河童』が、その名前をさらに広めました。岩手県の遠野市では、観光協会が冗談の「カッパ捕獲許可証」を売っていて、「カッパ淵」では、見学者がつりざおにキュウリをぶら下げて河童をさそいます。いくつかの場所には、河童をまつる神社や塚もあります。河童はふつう、川や池のいたずら好きな精霊と考えられています。
おもしろ豆知識
- 岩手県遠野の観光協会は冗談の「カッパ捕獲許可証」を売っていて、カッパ淵では釣りざおにキュウリをつるしてカッパを釣ろうとする人がいます。
- 河童はキュウリが大好きで、すもうが好きだといわれています。
- 河童の弱点は、頭のてっぺんにある水の入った皿です。
- 遠野では、河童をつかまえるための冗談の許可証を買えます。
地球儀では
おもちゃの地球儀では、河童の話がたくさんある岩手県遠野に河童がしめされています。ズームして、川の生き物をさがしてみましょう。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





