ヒリアー湖(ピンクの湖)
Lake Hillier

西オーストラリア南方の海に浮かぶミドル島にある長さ約600 mの湖で、水が風船ガムのような濃いピンク色をしている。塩分を好む藻類ドゥナリエラ・サリナや赤い微生物の色素によるもので、コップにすくってもピンクのまま。青い南極海とは細い砂丘と森の帯だけで隔てられ、空から見るとさらに驚かされる。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- オーストラリア
- 種類
- ミステリー
すぐわかる答え
ヒリアー湖(ピンクの湖)はどこにありますか?
オーストラリアにあります。
ヒリアー湖は、西オーストラリア州の南の海岸の沖にあるルシェルシュ諸島のミドル島にある、塩の湖です。水がバブルガムのようなあざやかなピンク色をしていることで有名です。湖の長さは約600m、はばは約250mです。
ピンク色の水とこい青色の南極海のあいだは、砂丘と木々の細い帯でへだてられているだけなので、空から見るとすばらしいながめです。ピンク色はずっとそのままで、水をコップに入れても色はうすれません。科学者たちは、塩が好きな小さな生き物から色がきていると考えています。湖は長さ約600mなので小さいですが、空からはすぐに見つけられます。
どうしてピンクなの?
色は、とても塩からい水の中でピンク色になる「ドナリエラ・サリナ」という藻からきていると考えられています。湖の微生物を研究した人たちは、「サリニバクター・ルベル」という塩が好きな細菌や、べつの種類の小さな生き物である古細菌も見つけました。水を入れ物にすくっても、色はそのままです。ここ数年は、大雨で塩がうすまって色が少しうすれていますが、科学者たちは水位が下がればピンク色がもどると考えています。
マシュー・フリンダースとバラ色の湖
この湖を最初に書きのこしたのは探検家マシュー・フリンダースで、1802年1月15日にミドル島を訪れました。島でいちばん高い山(今のフリンダース峰)に登ったあと、彼はバラ色の小さな湖のことを書きました。乗組員たちは、水には塩がとてもたくさんふくまれていて、岸ぞいに結晶になっていて、船にいっぱい積めるほどだと話しました。
おもしろ豆知識
- コップにくんでも消えない風船ガムのようなピンク色は、塩が好きな藻や細菌によるものと考えられています。
- 湖から水をとり出しても、ピンク色はかわりません。
- 湖と海をへだてているのは、砂と木々の細い帯だけです。
- マシュー・フリンダースは、1802年に「バラ色」の湖について書きました。
地球儀では
おもちゃの地球儀では、西オーストラリア州の南の海岸の沖、ミドル島にヒリアー湖が見られます。拡大して、青い海のそばのピンクの湖を見てみましょう。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





