ピカール熱水噴出域(ケイマン海膨)
Piccard hydrothermal vents, Mid-Cayman Rise

カリブ海の中央ケイマン海膨、水深約4,960 mにある熱水域で、知られている中で最も深いブラックスモーカー。背の高い煙突から約400 °Cの熱水が硫化物で黒く濁って噴き出し、白い熱水噴出孔のエビの群れが壁面を覆っている。
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- 種類
- 深海
ビービ熱水噴出域は、カリブ海のグランドケイマン島のすぐ南の海底にあります。海面から5,000m近い深さにあり、知られている中で世界でいちばん深い熱水噴出孔の場所です。
熱水噴出孔とは、熱い岩であたためられた水がふき出す海底のわれ目のことです。ビービの噴出孔の水は400℃近くあり、とても深いので、高い圧力の中の生物学や化学を研究するのに大切な場所です。広がっていく海嶺の西側には7つの硫化物の山があり、そのほとんどは今は活動していません。熱、圧力、化学のすべてがとても極端なので、科学者たちはこの場所を大切にしています。
どうやって見つかったの?
2009年、研究者たちは、中央ケイマン海膨の上に噴出孔の水のけむりのような流れがあることに気づき、それを「ピカール」とよびました。それを使って噴出孔の場所を予測し、2010年に、イギリスの調査船「ジェームズ・クック号」の探検隊が、水中の探査機でその場所をたしかめました。
この熱水域は、深海用の球に乗ってもぐったアメリカの探検家ウィリアム・ビービにちなんで「ビービ」と名づけられました。約4,960mの深さで見つかり、約4,200mのアシャゼ熱水域がもっていたそれまでの記録をぬきました。
どんなすがたなの?
ビービには、ゆっくり広がる海嶺の西側に7つの硫化物の山があります。ほとんどの山は活動していませんが、「ビービ1〜5」とよばれるおもな噴出孔は1つの山から枝分かれしていて、とても熱い液体をふき出しています。
ケイマン諸島の海にあります。2011年、2012年、2013年、2020年のその後の探検でも、調査が続けられました。海嶺そのものはとてもゆっくり広がっていて、1年に約15〜17mmと、つめがのびるのと同じくらいの速さです。
おもしろ豆知識
- 5,000m近い深さにある、知られている中でいちばん深い熱水噴出域です。
- 噴出孔の水は400℃近くあります。
- 探検家ウィリアム・ビービにちなんで名づけられました。
地球儀では
地球儀でグランドケイマン島の南のカリブ海をさがし、拡大してカードを開いてみましょう。
クイズタイム
ピカール熱水噴出域(ケイマン海膨)とレアル・フエルサ要塞、古いのはどっち?
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答え:レアル・フエルサ要塞(2010年 対 1577年) レアル・フエルサ要塞 →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





