トゥルム遺跡
Tulum

トゥルム遺跡は、メキシコのキンタナ・ロー州の、カリブ海を見下ろす高さ約12mのがけの上にある、城壁にかこまれたマヤの都市です。1200年ごろから1450年ごろにかけて建てられ、にぎやかな交易の港でした。日の出の方を向いているので、もとの名前は「夜明けの町」という意味の「サマ」だったのではないかと、多くの人が考えています。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- メキシコ
- 完成
- 1200年
- 種類
- 古代遺跡
すぐわかる答え
トゥルム遺跡はどこにありますか?
メキシコにあります。
トゥルム遺跡はいつ完成しましたか?
1200年に完成しました。
カリブ海の断崖に建つ城壁に囲まれたマヤの港町の遺跡です。
陸側は、高さ約3〜5m、厚さ8mの城壁で守られていて、せまい門が5つありました。トゥルムは、マヤの人びとが最後のころに建てて住んだ都市のひとつです。海岸にあるマヤの遺跡の中でもっともよく残っているもののひとつで、メキシコでもっとも多くの人が訪れる遺跡のひとつです。
城壁にかこまれた港
トゥルムは、内陸の都市コバのための港で、陸でも海でも交易ができ、とくにするどい火山ガラスの黒曜石を取引していました。城壁は海側にそって約400m、両はしを横切って約170mのびていました。角には2つの小さな見張りの塔が立っていました。漁や交易から帰ってきたカヌーは小さな砂浜の入り江に着き、北の城壁の近くにある小さなセノーテ(泉)が真水をあたえていました。
城と神殿
おもなピラミッド「エル・カスティーヨ」は高さ約7.5mです。サンゴ礁のすき間を通ってカヌーを安全にみちびく、灯台のような役目をしていたのかもしれません。
「フレスコ画の神殿」は、太陽を観測するのに使われていたようで、入口の上の漆喰の「降りてくる神」が名前のもとになっています。この、とびこむような、降りてくるような神のマヤの絵は、町のあちこちに見られます。
ふたたび見つかった遺跡
1518年のフアン・デ・グリハルバの探検隊の一員だったフアン・ディアスは、トゥルムを見た最初のヨーロッパ人のひとりでした。スペイン人がメキシコに来てからも約70年間マヤの人びとはここに住み続けましたが、16世紀の終わりまでに町はすてられました。1843年、旅行家のジョン・ロイド・スティーブンスとフレデリック・キャザウッドが遺跡について初めてくわしい説明を出版し、キャザウッドの絵がエル・カスティーヨを世界に知らせました。
おもしろ豆知識
- マヤの人々が最後に築いて暮らした都市のひとつです。
- トゥルムは昔、「夜明けの町」という意味の「サマ」と呼ばれていたかもしれません。
- 城壁には、せまい門が5つしかありませんでした。
- マヤの人びとが最後まで住んでいた都市のひとつです。
- マヤ語の「トゥルム」は、「さく」「壁」「堀」という意味でもあります。
地球儀では
模型では、海のそばの城壁にかこまれた町が見られます。がけのふちに立つエル・カスティーヨをさがしてみましょう。
クイズタイム
トゥルム遺跡とカピトリオ、古いのはどっち?
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答え:トゥルム遺跡(1200年 対 1929年) カピトリオ →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





