ダイヤモンドヘッド
Diamond Head

ダイヤモンドヘッドは、アメリカのハワイ州オアフ島にある火山の火口です。ホノルルのワイキキ・ビーチの東のはしにそびえていて、いちばん高いところが海から約232mのするどい尾根は、数えきれないほどの写真や映画、テレビ番組に登場しています。ハワイでいちばん有名な名所です。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- アメリカ合衆国
- 高さ
- 232 m
- 種類
- 火山
すぐわかる答え
ダイヤモンドヘッドはどこにありますか?
アメリカ合衆国にあります。
ダイヤモンドヘッドの高さはどのくらいですか?
高さは約232 mです。
ワイキキビーチの背後にそびえる火山性の凝灰岩クレーターで、ハワイを代表する景観です。
ハワイの人びとは「レアヒ」と呼びます。この名前はおそらく「まゆ」と「マグロ」という意味のことばを合わせたもので、尾根がマグロの背びれのように見えるからです。ダイヤモンドヘッドは「凝灰岩丘」です。積もってかたまり、「凝灰岩」という岩になった火山灰でできた丘のことです。今はダイヤモンドヘッド州立記念公園として守られていて、1968年からはアメリカの国定自然史跡にもなっています。毎日3,000人以上が山頂までハイキングします。
どうやってできたの?
ダイヤモンドヘッドは、火山灰や小さな岩のかけらを空にふき上げた、たった一度の爆発的な噴火でできました。それらが落ちてきてくっつき合い、凝灰岩になって、広いお皿のような形の火口をつくったのです。ハワイの州立公園によると、これは約30万年前のことですが、ほかの科学的な推定では40万〜50万年前とされています。どちらにしても、後ろにある約260万年前のコオラウ山脈よりずっと若いのです。
どうして「ダイヤモンドヘッド」なの?
1825年、イギリスの船乗りたちが火口の近くの岩や砂の中にきらきら光る結晶を見つけ、ダイヤモンドを見つけたと思って「ダイヤモンド・ヒル」と名づけました。でも、その結晶は、ありふれた光る鉱物「方解石」でした。のちに名前は「ダイヤモンドヘッド」に変わりました。「ヘッド」は、海につき出た陸地「ヘッドランド(岬)」を短くしたものです。地元の人は「カイマナ・ヒラ」とも呼びます。「ダイヤモンド・ヒル」をハワイ語風に言ったものです。
山頂へのハイキング
山頂への道は、オアフ島の海岸防衛の仕組みの一部として1908年につくられました。長さは約1.3kmで、火口の底から約170m登り、ジグザグの道や急な階段、明かりのついた長さ約70mのトンネルがあります。山頂には、かつて陸軍の大砲に指示を出していた、1911年に完成した「射撃管制所」があります。そこからはココ・ヘッドからワイアナエまでの海岸が見え、冬にはザトウクジラが見えるかもしれません。外側の斜面には、1917年に建てられた灯台が立っています。
おもしろ豆知識
- 斜面できらきら光る方解石の結晶をダイヤモンドと見まちがえたイギリスの船乗りたちが名づけました。
- ダイヤモンドヘッドという名前のもとになった「ダイヤモンド」は、本当は光る方解石の結晶でした。
- 火口の中は、かつてハワイで最初のアメリカ軍の基地「フォート・ルジャー」でした。
- 今、火口で見られる植物や鳥のほとんどは、1800年代の終わりから1900年代の初めにハワイに持ちこまれたものです。
- 1964年、ベンチャーズの「ダイヤモンド・ヘッド」というギターの曲が、とくに日本で大ヒットしました。
地球儀では
模型では、ホノルルの海岸線の上にそびえる、するどい尾根をもつ広い火山の火口が見られます。ズームして、がけの輪の中にある、おわんのような形の火口の底を見てみましょう。
クイズタイム
ダイヤモンドヘッドとアロハタワー、高いのはどっち?
答えを見る
答え:ダイヤモンドヘッド(232 m 対 56 m) アロハタワー →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
- ウィキペディアでもっと読む
- Diamond Head, Hawaii — Wikipedia
- 다이아몬드헤드산 — 위키백과
- Diamond Head State Monument — Hawaii Division of State Parks
更新: 2026-10-13





