オサマ砦
Fortaleza Ozama

オサマ砦は、ドミニカ共和国のサント・ドミンゴの古い植民都市の、オサマ川のそばにある石の砦です。「ラ・フォルタレサ(要塞)」ともよばれます。スペイン人が1502年から1508年にかけて建て、アメリカ大陸でいちばん古いヨーロッパ人の軍事の建物のひとつです。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- ドミニカ共和国
- 完成
- 1508年
- 種類
- 要塞
すぐわかる答え
オサマ砦はどこにありますか?
ドミニカ共和国にあります。
オサマ砦はいつ完成しましたか?
1508年に完成しました。
オサマ川の河口に築かれたアメリカ大陸最古のヨーロッパ式軍事要塞で、中世風の主塔が残っています。
ユネスコの世界遺産「サント・ドミンゴの植民都市」の一部です。砦には「忠誠の塔(トーレ・デル・オメナヘ)」とよばれる中世風の天守がのこっていて、16世紀には高さ18mで、アメリカ大陸でヨーロッパ人が建てたいちばん高い建造物でした。塔は敷地のまん中に立っています。
港を守るための砦
砦は、港の入口を見はり、イギリス、フランス、オランダの海賊やほかの海からの敵から街を守るために、総督ニコラス・デ・オバンドのもとで建てはじめられました。スペインの建築家ゴメス・ガルシア・デ・バレラが、まずおもな塔を、次に射撃のための台を、それから砦の本体を建てました。建てる人たちは海からとったサンゴの石を使い、奴隷にされた黒人やタイノ族の人々が工事で働きました。塔のかべは厚さ2mで、しっくいは石膏、ねん土、石灰、動物の血をまぜたものでした。
牢屋と海賊
1586年、イギリスの海賊サー・フランシス・ドレークが砦をうばいました。のちに砦は牢屋として使われ、海賊や政治家、そしてドミニカ共和国をつくったフアン・パブロ・ドゥアルテのような独立運動のリーダーがとじこめられました。言い伝えでは、クリストファー・コロンブスもここにとじこめられたといわれています。1965年に牢屋と軍の基地としての役目を終え、今も扉にのこる弾丸のあとが、訪れた人にその年の戦いを思い出させます。
時代による変化
ダマス通りの入口の門は1608年に最初に建てられ、1787年に今のカルロス3世の門にかわりました。1938年には、独裁者ラファエル・トルヒーヨのもとで港を近代化する工事の一部として、古い要塞のように見える、胸壁のある高い灰色のコンクリートのかべが川ぞいに加えられました。正面には、1533年から1557年まで砦の長官だったゴンサロ・フェルナンデス・デ・オビエドの像が立っています。砦は今も、アメリカ大陸で最初のヨーロッパ人の都市としてのサント・ドミンゴの始まりのシンボルとされています。
おもしろ豆知識
- 塔は、1500年代のアメリカ大陸でヨーロッパ人が建てたいちばん高い建造物でした。
- 建てる人たちは、海からとったサンゴの石のブロックを使いました。
- しっくいには、石膏、ねん土、石灰、動物の血がまぜられていました。
- 1965年の弾丸のあとが、今も扉に見られます。
地球儀では
模型では、川のそばにある、中世風の天守をもつ古い砦が見られます。まん中の高い塔に注目してみましょう。
クイズタイム
オサマ砦とサン・スーシ宮殿、古いのはどっち?
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答え:オサマ砦(1508年 対 1813年) サン・スーシ宮殿 →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





