ララバンガ・モスク
Larabanga Mosque

ララバンガ・モスクは、ガーナ北部のララバンガ村にある、白くぬられた小さな土のモスクです。ガーナでいちばん古いモスクとされ、西アフリカでもとくに古いもののひとつで、「西アフリカのメッカ」とよぶ人もいます。地元の土と木を使った、スーダン・サヘル様式で建てられています。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- ガーナ
- 完成
- c. 1421
- 種類
- 宗教建築
すぐわかる答え
ララバンガ・モスクはどこにありますか?
ガーナにあります。
西アフリカ最古級とされる、白く塗られたスーダン・サヘル様式の泥のモスクです。
伝説では1421年に建てられたといわれていますが、そのお話は言い伝えで、証明された年ではありません。モスクは約8×8メートルしかなく、その見た目のヒントになったジェンネの大モスクのような町のモスクよりずっと小さいです。村は、ダモンゴから北へ約15キロメートル、モレ国立公園の入り口から南へ4キロメートルのところにあります。
モスクの伝説
お話によると、1421年、アユバという商人が「神秘の石」の近くで、モスクを建てるようにという夢を見ました。目をさますと、すでに土台ができていたので、彼はモスクを建てました。アユバは近くにほうむってほしいとたのみ、お墓からはえてくるバオバブの木を何世代も守ってほしいと願ったといわれています。モスクのそばのバオバブが、彼のお墓のしるしだと信じられています。べつの地元の言い伝えでは、1650年に天から古いコーランがイマームのブラマにあたえられたといわれています。
土、木、白い上ぬり
かべは「ワトル・アンド・ドーブ」という、木のわく組みを土でおおったもので、全体が白くぬられています。東の正面と北東の角にピラミッド形の塔が2本立っていて、1本はメッカの方角をしめすくぼみ「ミフラーブ」の場所をしめし、もう1本はミナレットです。12本の円すい形の控え壁がかべを支え、木材で結ばれています。まねをした大きなモスクより建物の材料が弱かったので、控え壁が必要でした。
地域の人びとに救われる
1970年代、かべを守るために砂とセメントのぬりものがされましたが、しめり気をとじこめていたみを起こし、木はシロアリにやられました。2002年9月、あらしでミフラーブとミナレットがこわれました。ワールド・モニュメント財団が、土の建築の専門家CRAterreの助言を受けて修復を手伝いました。地元の職人たちはセメントを取りのぞき、木材を取りかえ、伝統的な方法でかべをぬり直しました。今は、見学する人向けの手工芸品や観光の取り組みが、手入れの費用を助けています。
おもしろ豆知識
- モスクは約8×8メートルしかありません。
- 12本の円すい形の控え壁がかべを支えています。
- そばのバオバブの木は、伝説の建てた人のお墓のしるしだといわれています。
- 1970年代のセメントのぬりものは、しめり気をとじこめて土のかべをいためました。
地球儀では
このモデルは、ピラミッド形の塔を持つ、白くぬられた土のモスクを表しています。かべにそってならぶ丸い控え壁を見てみましょう。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





