ル・モーン・ブラバン
Le Morne Brabant

ル・モーン・ブラバンは、インド洋のモーリシャス島のいちばん南西のはしにある半島です。その上には同じ名前の、高さ556mの玄武岩の一枚岩がそびえていて、平らな山頂は12ヘクタール以上あります。急な斜面にはたくさんの洞窟や岩のひさしがあり、半島のほとんどは礁湖(ラグーン)にかこまれていて、有名な観光地になっています。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- モーリシャス
- 高さ
- 556 m
- 種類
- 山
すぐわかる答え
ル・モーン・ブラバンはどこにありますか?
モーリシャスにあります。
ル・モーン・ブラバンの高さはどのくらいですか?
高さは約556 mです。
海に突き出た玄武岩の山で、逃亡奴隷の避難所だった歴史をもちます。
ユネスコは2008年にこの山を世界遺産リストに加えました。18世紀と19世紀に、奴隷の身からにげた人びとが洞窟や山頂にかくれたといわれていることから、モーリシャスの奴隷制の歴史のシンボルになっています。
名前と自然
山の名前は、1783年12月29日にここで座礁したオランダ東インド会社の船「ブラバント号」から来ています。半島には独特の小さな気候があり、マンドリネットとブークル・ドレイユという2つのめずらしい植物のかくれ場所になっています。
山の伝説
半島は、奴隷の身からにげた人びと「マルーン」のにげ場所として、文化的な神話や伝説がたくさんあります。言い伝えでは、モーリシャスで奴隷制が廃止されたあとの1835年2月1日、警察の一行が、彼らにもう自由だと伝えに来ました。山頂にいた人びとは、つかまってまた奴隷にされると思い、とびおりて命を落としたといわれています。これは語りつがれてきた話で、資料ではうわさや伝説とされていて、証明された事実ではありません。
自由を記憶する
1987年から、この日は「奴隷制廃止の年ごとの記念日」として、とくにモーリシャスのクレオールの人びとによって記念されています。この場所の記念碑には、リチャード・セドリー・アソンヌの詩『ル・モーン・テリトワール・マロン』の一節がきざまれています。それは、奴隷制のくさりより死を選んだマルーンが何百人もいたと語っています。ル・モーンの沖の海岸は、空から見ると目の錯覚で「海中の滝」が見える場所としてもよく紹介されます。
おもしろ豆知識
- 18〜19世紀には、逃げ出した奴隷たちが、この山の洞窟や頂上に隠れました。
- 一枚岩の高さは556mで、山頂は12ヘクタール以上あります。
- 山の名前は、1783年12月29日に座礁したオランダの船から来ています。
- マンドリネットとブークル・ドレイユという2つのめずらしい植物がここにあります。
- 1987年から、毎年奴隷制廃止の日が記念されています。
地球儀では
模型では、礁湖のそばにそびえる、けわしい玄武岩の山が見られます。がけと、ふもとのまわりの水を見てみましょう。
クイズタイム
ル・モーン・ブラバンとバオバブ街道、高いのはどっち?
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答え:ル・モーン・ブラバン(556 m 対 30 m) バオバブ街道 →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





