バオバブ街道
Avenue of the Baobabs

バオバブ街道は、マダガスカル西部にある、巨大なバオバブの木がならぶ土の道です。メナベ地方の、モロンダバの町とベロン・イ・ツィリビヒナを結ぶ道の上にあります。約260メートルの道にそって20〜25本ほどの巨大な木が立ち、近くの田んぼや草地にもさらに約25本が生えています。木の高さは約30メートルで、10階建てのビルくらいです。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- マダガスカル
- 高さ
- 30 m
すぐわかる答え
バオバブ街道はどこにありますか?
マダガスカルにあります。
バオバブ街道の高さはどのくらいですか?
高さは約30 mです。
樹齢数百年の巨大なバオバブが未舗装の道の両側に並ぶ風景で有名です。
木はグランディディエバオバブという、マダガスカルだけに生える種類です。マダガスカルの人たちは「レナラ」や「レニアラ」とよび、これは「森の母」という意味です。太くなめらかなみきの、いちばん上にだけ小さな枝の冠がついています。街道はこの地方でとくに多くの人がおとずれる場所のひとつで、世界じゅうから写真家たちが、とくに夕日のころにやってきます。
どうして木がぽつんと立っているの?
バオバブは、いつもひらけた景色の中にぽつんと立っていたわけではありません。ずっと昔は、うっそうとした熱帯の森の中で育っていました。このあたりにくらす人がふえると、畑や田んぼを作るために森が切りひらかれました。地元の人たちは、木そのものを大切に思っていたことと、木が食べ物や建物の材料をあたえてくれたことから、バオバブを残しました。だから今、巨大な木たちは畑やしげみの上にそびえ、かつてまわりにあった森を思い出させてくれるのです。
すごいバオバブの木
グランディディエバオバブは、さしわたし最大3メートルにもなる巨大なつつの形のみきを持ち、なめらかな赤っぽい灰色の木の皮におおわれています。白い花は夕方ごろに開き、すっぱいスイカのようなにおいがするといわれています。夜には、フォークキツネザルやスズメガが花のみつを飲みにやってきて、木から木へと花粉を運びます。大きな丸い実は11月と12月にじゅくします。人びとはビタミンたっぷりの果肉や種を食べ、種から料理用の油をしぼります。
街道を守る
グランディディエバオバブは絶滅が心配されている種で、すむ場所に畑が広がってきていることでおびやかされています。街道は2007年7月に一時的な保護を受け、マダガスカル初の天然記念物になるための一歩になりました。地元の保護団体ファナンビがこのあたりの手入れを手伝っています。団体は近くに若いバオバブを植え、小さなさくで守っています。木は今も、森の切りひらき、野火、近くの田んぼから流れこむ水などの危険にさらされています。
おもしろ豆知識
- 木の中には約800歳になるものもあると考えられていますが、バオバブの正確な年れいをはかるのはむずかしいです。
- 地元の名前「レニアラ」は、「森の母」という意味のマダガスカル語から来ています。
- 数キロメートルはなれたところには、べつの種類の2本のバオバブがからみ合って育った「恋人たちのバオバブ」が立っています。
- このバオバブの種を広める動物は一度も見つかっておらず、今はかわりに水が運んでいるのかもしれません。
地球儀では
このモデルは、土の道にそってならぶ、太くはだかのみきと小さく平たい冠を持つ背の高いバオバブの木を表しています。マダガスカル西部をズームして、巨人たちのあいだの街道を歩いてみましょう。
クイズタイム
バオバブ街道とル・モーン・ブラバン、高いのはどっち?
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答え:ル・モーン・ブラバン(30 m 対 556 m) ル・モーン・ブラバン →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
- ウィキペディアでもっと読む
- Avenue of the Baobabs — Wikipedia
- Adansonia grandidieri — Wikipedia
- Avenue of Baobabs — MadaMagazine
更新: 2026-10-13





