My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

プラハの天文時計

Prague Astronomical Clock

プラハの天文時計
写真: Steve Collis from Melbourne, Australia, CC BY 2.0 · 出典

プラハの天文時計は、チェコ語で「オルロイ」と呼ばれ、チェコの首都プラハの旧市庁舎の塔の南側の壁にかかっています。いちばん古い部分である時計の仕かけと大きな天文文字盤は、1410年10月9日に初めて記録されました。天文時計として世界で3番目に古く、今も動いているものとしてはいちばん古いのです。

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ひと目でわかる

国
チェコ
完成
1410年
高さ
69.5 m
種類
塔

すぐわかる答え

プラハの天文時計はどこにありますか?

チェコにあります。

プラハの天文時計はいつ完成しましたか?

1410年に完成しました。

プラハの天文時計の高さはどのくらいですか?

高さは約69.5 mです。

旧市庁舎の塔にある1410年の天文時計で、毎正時に十二使徒の人形が窓に現れます。

天文時計は、時刻を知らせるだけではありません。この時計は、空の太陽と月の位置、月の満ち欠け、星座の12のしるしもしめします。毎正時になると、旧市街広場に大勢の人が集まって、ちょっとしたショーを見ます。がいこつが鐘を鳴らし、文字盤の上の2つの小さな窓を、木でできた十二使徒の人形が通っていくのです。600年以上の歴史があり、プラハでもっとも有名な名所のひとつです。

どういう仕組みなの?

メインの文字盤は、空のようすをしめす昔の道具「アストロラーベ」を機械にしたようなものです。まん中の青い円は地平線より上の空を、赤と黒の部分は夜明け、夕ぐれ、夜をあらわしています。昼間は金色の太陽が文字盤の上を回り、半分が銀色で半分が黒い月の玉がゆっくり回って、月の満ち欠けをしめします。その下には、1490年ごろに加えられた2つ目の文字盤があり、月ごとの絵がえがかれたカレンダーになっています。

毎時のショー

文字盤の横には4体の人形が立っています。中世の人びとがきらったものをあらわしていて、鏡をのぞく「虚栄」、金のふくろを持つ「けち」、がいこつの姿の「死」、そしてこの世の楽しみをあらわす4つ目の人形です。正時になるとがいこつが鐘を鳴らし、ほかの人形は、まだ行く準備ができていないと言うように首をふります。それから上の窓が開き、十二使徒が次々にあらわれます。金色のおんどりが鳴くしかけは、1860年代の修理のときにショーに加わりました。

歴史

時計をつくったのは、時計職人のカダンのミクラーシュと、カレル大学で数学と天文学を教えていたヤン・シンデルです。長いあいだ、ハヌシュという時計職人が1490年につくったとまちがって信じられていました。言い伝えでは、市の議員たちがハヌシュがもう二度と時計をつくれないように目をつぶしたといいますが、歴史家はこの話は本当ではないことを明らかにしました。第二次世界大戦の終わり近くの1945年5月、時計は火事でひどくこわれましたが、修理されて1948年までにまた動き始めました。

おもしろ豆知識

  • 1時間ごとに、文字盤の上の小さな窓に十二使徒が現れます。
  • 時計は600年以上前のもので、2010年の600歳の誕生日には、塔に光の映像をうつすショーでお祝いされました。
  • 文字盤の月は、つり下げたおもりの力だけで回っていて、この部分は世界でここだけのしくみです。
  • 文字盤のいちばん外側の輪は「古チェコ時間」をしめしていて、一日の時間を日の入りから数えます。
  • 地元の言い伝えでは、時計の手入れをおこたると、プラハに悪いことが起こるといわれています。
  • 使徒の人形のうち2体はパウロとバルナバで、ふつうの十二使徒のリストには入っていません。

地球儀では

模型では、側面に天文時計のあるプラハの旧市庁舎の塔が見られます。ズームして、毎時に使徒たちがあらわれる丸い文字盤をさがしてみましょう。

クイズタイム

プラハの天文時計とシュテファン大聖堂、高いのはどっち?

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答え:シュテファン大聖堂(69.5 m 対 136 m) シュテファン大聖堂 →

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参考資料

更新: 2026-10-13