クトゥブ・ミナール
Qutub Minar

クトゥブ・ミナールは、インドの南デリーのメヘラウリにある、デリー・スルタン朝の時代に建てられたミナレット(塔)で、勝利の塔でもあります。ユネスコの世界遺産「クトゥブ・ミナールとその建造物群」の一部です。おもに1199年から1220年にかけて建てられ、階段は399段、高さは約72.5mで、れんがでできたミナレットとしては世界一の高さです。町でもっとも多くの人が訪れる文化遺産のひとつです。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- インド
- 完成
- 1220年
- 高さ
- 72.5 m
- 種類
- 塔
すぐわかる答え
クトゥブ・ミナールはどこにありますか?
インドにあります。
クトゥブ・ミナールはいつ完成しましたか?
1220年に完成しました。
クトゥブ・ミナールの高さはどのくらいですか?
高さは約72.5 mです。
赤砂岩で築かれた高さ72.5mのミナレットで、デリー・スルタン朝初期の代表的建築です。
クトゥブッディーン・アイバクは、ゴール朝の征服の前にデリーを治めた最後のヒンドゥー教徒の王プリトヴィーラージ・チャウハーンを破ったあと、この塔を建て始めました。この地域でのイスラムの支配の始まりをしめすためのものでしたが、彼が完成させたのは1段目だけでした。その後のデリー・スルタン朝の君主たちが工事を引きつぎました。
段ごとにできた塔
アイバクのあと、シャムスッディーン・イルトゥトゥミシュが階を加えました。1368年には、フィールーズ・シャー・トゥグルクが上の部分を建て直し、丸屋根をのせました。塔は1505年の地震でこわれてシカンダル・ローディーが修理し、1803年9月1日のもっと大きな地震では大きな被害を受けました。1828年、ロバート・スミス少佐が塔を修復して、5段目に柱のある丸屋根をのせました。その丸屋根は1848年に取りはずされ、今は東の地面の上に置かれて「スミスの愚行」と呼ばれています。
彫刻とみぞのある塔
塔の本体には縦のみぞがあり、各段のてっぺんのバルコニーの下には、鍾乳石のような持ち送りがついています。表面は碑文と幾何学もようでおおわれています。1190年ごろに建てられたアフガニスタンの「ジャームのミナレット」は、高さ62mの、よく似たれんがだけの塔です。塔の工事では、イスラム教徒の建築家のもとでヒンドゥー教徒の職人たちが働き、コーランを知らない人もいたので、碑文にはコーランの文とほかのアラビア語の言葉がまざっています。
まわりの建物
1199年にアイバクが建てたクワットゥル・イスラーム・モスクは、デリーのスルタンたちが建てたモスクの中で今残っているいちばん古いものです。27のジャイナ教とヒンドゥー教の寺院の、彫刻のある柱が使われました。その中庭には、4世紀のブラーフミー文字のサンスクリット語の碑文がある鉄の柱が立っています。チャンドラという力のある王を記念して、ヴィシュヌ神の旗じるしとして立てられたものです。
おもしろ豆知識
- すぐそばには、約1,600年たってもほとんどさびていない鉄の柱が立っています。
- 塔には399段の階段があります。
- スミス少佐が1828年にのせた丸屋根は、今は「スミスの愚行」として地面の上に置かれています。
- 近くの鉄の柱には、4世紀の碑文があります。
- 塔の名前はアイバクにちなんだもの、あるいはスーフィーの聖者クトゥブッディーン・バフティヤール・カーキーにちなんだものかもしれません。
地球儀では
模型では、バルコニーのある、縦のみぞのついた赤い塔が見られます。上に向かってだんだん細くなっていくようすを見てみましょう。
クイズタイム
クトゥブ・ミナールとロータス寺院、高いのはどっち?
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答え:クトゥブ・ミナール(72.5 m 対 34 m) ロータス寺院 →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





