ジェセル王の階段ピラミッド
Step Pyramid of Djoser

ジェセル王の階段ピラミッドは、エジプトのサッカラ、古代都市メンフィスの遺跡の北西に立っています。エジプトで初めて建てられたピラミッドで、6段の階段状の層をもち、エジプトでもっとも古い巨大な石の建物です。紀元前27世紀、第3王朝の時代に、ファラオのジェセル王のお墓として建てられました。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- エジプト
- 完成
- 紀元前2670年
- 高さ
- 62 m
- 種類
- 古代遺跡
すぐわかる答え
ジェセル王の階段ピラミッドはどこにありますか?
エジプトにあります。
ジェセル王の階段ピラミッドはいつ完成しましたか?
紀元前2670年に完成しました。
ジェセル王の階段ピラミッドの高さはどのくらいですか?
高さは約62 mです。
イムホテプが設計した6段の階段ピラミッドで、エジプト最古の巨大石造建築です。
ピラミッドはもともと高さ約62.5m、底辺は109m×121mで、みがかれた白い石灰岩でおおわれていました。儀式のための建物やかざりにかこまれた巨大な中庭の中にある、広大な葬祭施設の中心です。14年間の修復のあと、2020年3月に見学者にふたたび公開されました。
イムホテプと新しい建て方
ほとんどのエジプト学者は、ジェセル王の宰相(いちばん上の大臣)イムホテプがこの施設を設計したと考えています。その理由は、施設の中で見つかった彼の像、「彫刻家と画家の監督者」という彼の肩書き、そして、のちの歴史家マネトが、イムホテプが石で建物を建てる方法を発明したと書いたことです。それまで、お墓は日干しれんがでつくられていました。石を使うにはずっと多くの手間がかかるので、王の政府がたくさんの材料と働き手を動かせるようになったことがわかります。イムホテプはのちに神としてあがめられ、ギリシャ人にはアスクレピオスとして知られていました。
マスタバからピラミッドへ
ピラミッドはいっぺんに建てられたわけではありません。最初は、1辺63m、高さ8.4mの「マスタバ」という平らな屋根のお墓として始まり、何度も大きくされて、6段の階段ピラミッドになりました。紀元前2900年ごろの、サッカラにあるもっと古いお墓にはすでに低い段がついていて、それがヒントになりました。ジェセル王のあと、古王国時代の王たちはアビドスではなく北に葬られるようになり、階段ピラミッドはギザの大ピラミッドへの道をひらきました。
宮殿を石でうつしたもの
施設には、大きな堀、周壁、柱の並ぶ入口、セド祭の中庭、葬祭殿があります。建てた人たちは、昔の材料を石でまねしました。石灰岩の周壁には高さ9mのくぼみが1,680もあり、昔の壁に使われていた板やロープ、アシのござのように見えるよう、手でほられています。
おもしろ豆知識
- エジプトの大ピラミッドの中で、いちばん古いものです。
- エジプトで最初に建てられたピラミッドと考えられています。
- 周壁には、手でほった高さ9mのくぼみが1,680あります。
- おそらくこれを設計したイムホテプは、のちに神としてあがめられました。
- 14年間の修復のあと、2020年3月に見学者にふたたび公開されました。
地球儀では
模型では、サッカラの砂漠からそびえる6段の階段ピラミッドが見られます。
クイズタイム
ジェセル王の階段ピラミッドとギザの大ピラミッド、高いのはどっち?
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答え:ギザの大ピラミッド(62 m 対 139 m) ギザの大ピラミッド →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14




