ロンドン塔
Tower of London

ロンドン塔は、イギリスのロンドンを流れるテムズ川の北岸にある歴史的なお城です。ノルマン・コンクエスト(ノルマン人の征服)のあと、1066年の終わりごろにつくられ、中心の天守「ホワイト・タワー」は1078年ごろに征服王ウィリアム1世が建て始めました。今では世界遺産で、王室の宝石「クラウン・ジュエル」が保管されています。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- イギリス
- 完成
- 1100年
- 高さ
- 27 m
- 種類
- 城
すぐわかる答え
ロンドン塔はどこにありますか?
イギリスにあります。
ロンドン塔はいつ完成しましたか?
1100年に完成しました。
ロンドン塔の高さはどのくらいですか?
高さは約27 mです。
征服王ウィリアムが築いたホワイト・タワーを中心とする城塞で、英国王室の宝器が保管されています。
1本の塔ではなく、2重の城壁とお堀にかこまれた建物の集まりです。何百年ものあいだ、王の宮殿、武器庫、宝物庫、動物園、王立造幣局、記録保管所、そして牢獄として使われてきて、「ヨーマン・ウォーダーズ」という衛兵が守っています。2025年には約280万人が訪れました。
いろいろな仕事をしたお城
王や女王はロンドン塔を、住まい、とりで、お金や武器をしまう場所として使いました。ロンドン塔をおさえることは、国をおさえるために大切だと考えられていました。王の動物園もここにありました。1235年には神聖ローマ皇帝がヘンリー3世に3頭のヒョウを贈り、1252年にはノルウェーからホッキョクグマがやって来ました。18世紀には、見学者はお金をはらって動物を見ることができました。2008年には、お堀のあたりで2頭のバーバリライオンの頭の骨が見つかりました。
少しずつ大きくなったお城
ホワイト・タワーは1078年ごろに建て始められ、獅子心王リチャード1世の時代には西側にお堀がほられて、お城の広さが2倍になりました。ヘンリー3世は内側の区画の東と北の城壁を建て、エドワード1世は1275年から1285年にかけて外側の城壁を加えました。エドワードが1275年から1279年に建てた「聖トマスの塔」は、のちに「反逆者の門」として知られるようになりました。礼拝堂「セント・ピーター・アド・ヴィンキュラ」は、1519年にヘンリー8世が建て直しました。
囚人と言い伝え
ロンドン塔がいちばん牢獄として使われたのは16世紀と17世紀で、女王になる前のエリザベス1世や、ウォルター・ローリー卿などが閉じこめられました。「ロンドン塔送りにされる」という言い回しは、ここから生まれました。拷問や死の場所というイメージは、一部はのちの語り手たちがつくったものです。ここでは少なくとも6羽のワタリガラスがいつも飼われています。カラスがいなくなると王国がほろびる、という言い伝えがあるからで、「レイヴンマスター」というヨーマン・ウォーダーがカラスの世話をしています。今、ロンドン塔は慈善団体「ヒストリック・ロイヤル・パレス」が管理しています。
おもしろ豆知識
- カラスがロンドン塔からいなくなると王国が滅びる、という言い伝えがあります。
- 言い伝えでは、ロンドン塔のワタリガラスがいなくなると、王国がほろびるといわれています。
- 15世紀の終わり、「塔の王子たち」と呼ばれる2人の少年がここから姿を消しました。
- 1252年には、ノルウェーから贈られたホッキョクグマがロンドン塔でくらしていました。
- お城全体の名前(英語でタワー・オブ・ロンドン)は、ホワイト・タワーから来ています。
地球儀では
模型では、お城の城壁にかこまれたホワイト・タワーが見られます。城壁の輪にそって並ぶ塔をさがしてみましょう。
クイズタイム
ロンドン塔とタワーブリッジ、高いのはどっち?
答えを見る
答え:タワーブリッジ(27 m 対 65 m) タワーブリッジ →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





