ビニクンカ(虹の山)
Vinicunca (Rainbow Mountain)

ビニクンカは、よく「レインボー・マウンテン(虹の山)」と呼ばれる、ペルーのクスコ地方、クスコの町の南東のアンデス山脈にある山です。斜面は赤、ピンク、白、緑、茶色、からし色のしまもようにいろどられていて、南アメリカでもっとも写真をとられる山のひとつになっています。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- ペルー
- 高さ
- 5,036 m
- 種類
- 山
すぐわかる答え
ビニクンカ(虹の山)はどこにありますか?
ペルーにあります。
鉱物の地層が縞模様をなす標高5,036mの山で、「虹の山」と呼ばれます。
色はペンキや植物によるものではありません。とても長い時間をかけておし上げられ、かたむいた岩の層にふくまれる、いろいろな鉱物から来ています。山頂の高さは、海面から約5,036mですが、約5,200mとする資料もあり、空気がうすいので、見学者は高さに体をならす時間が必要です。
ビニクンカはどうしてカラフルなの?
しまもようは、いろいろな鉱物の層です。赤い粘土と砂はピンク色に、石英やカルシウムの多い砂岩は白に、鉄をふくむ粘土岩は赤に、鉄とマグネシウムの粘土は緑に、れき岩は茶色に、硫黄をふくむ砂岩はからし色に見えます。長い時間のうちに層は折れ曲がり、おし上げられて縦に立つようになったので、斜面を横切る帯のように見えるのです。このあたりは昔は氷河におおわれていて、2013年に氷のぼうしがとけたことで、色が見えるようになりました。
山を訪れ、守る
ほとんどの見学者は、クスコから車で約2時間走り、それから急な道を約5km歩きます。たくさんの観光客が来るようになったのは2010年代の半ばからです。2015年、ある鉱山会社が、この山をふくむ約400ヘクタールを調べる権利を求めましたが、人びとの抗議を受けて、2018年にその権利をあきらめました。そのあとペルーは1年間新しい鉱山の開発を止め、2019年にはアウサンガテ地域が「地域保全地区」になりました。
おもしろ豆知識
- この山には、ウィニクンカや、「7色の山」という意味の「モンターニャ・デ・シエテ・コローレス」など、いくつもの名前があります。
- 氷のぼうしは2013年にとけ、そのほんの数年後にたくさんの観光客が来るようになりました。
- しまもようは、ペンキや植物ではなく、鉄や硫黄の化合物などの鉱物によるものです。
地球儀では
地球儀の模型では、鉱物の色の帯があるアンデスの峰が見られます。斜面を横切る赤、黄色、緑のしまをさがしてみましょう。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





