マチュ・ピチュ
Machu Picchu

マチュ・ピチュは、ペルー南部のせまい山の尾根の上にインカの人びとが建てた石の都市です。海面から約2,430mの高さにあり、ウルバンバ川のはるか上、インカの昔の首都クスコから北西に約80kmのところにあります。建設はおそらく1450年ごろに始まり、多くの考古学者は、ここが皇帝パチャクテクの王家の領地、つまり山の別荘のような場所だったと考えています。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- ペルー
- 完成
- 1450年
- 種類
- 古代遺跡
すぐわかる答え
マチュ・ピチュはどこにありますか?
ペルーにあります。
マチュ・ピチュはいつ完成しましたか?
1450年に完成しました。
アンデスの尾根にあるインカ帝国の石造都市で、スペインの征服者による破壊を免れ、1911年に広く世界に知られるようになりました。
インカの人びとは、スペインによる征服のころの1500年代にここを去りましたが、都市がこわされることはありませんでした。地元の農民は知っていましたが、1911年に探検家ハイラム・ビンガムが有名にするまで、世界の人びとには知られていませんでした。今ではユネスコの世界遺産(1983年から)で、2007年には新・世界七不思議のひとつに選ばれました。
どうやって建てられたの?
インカの人びとは、石工のすばらしい名人でした。マチュ・ピチュの多くの壁は、とてもていねいに切った花崗岩のブロックでできていて、ふつうは石をくっつけるのに使うセメントのような「モルタル」なしでぴったり組み合わさっています。きちんとした長方形のブロックもあれば、たくさんの面をもち、ある一か所にぴったり合うようにけずられたブロックもあります。石どうしががっちりかみ合い、少しだけ動くこともできるので、壁は地震にもよくたえてきました。中央の広場のまわりの段々の上に約200の建物が立ち、約5ヘクタールの段々畑が斜面を階段のように下っています。
都市の中には何がある?
神殿や家、倉庫、泉などを見ることができます。「太陽の神殿」は、岩の上に建てられたカーブした塔です。「3つの窓の神殿」からは谷が見わたせ、「インティワタナ」は、遺跡の高い場所にある、けずってつくられた儀式用の石です。ここには約750人が住んでいたかもしれず、そのほとんどは王家に仕える働き手でした。農民は段々畑でトウモロコシやジャガイモを育てましたが、それだけでは全員の食べ物が足りなかったので、近くの谷からも運びこまれました。
今、訪れると
マチュ・ピチュはペルーでいちばん有名な観光地で、毎年100万人をはるかにこえる人が訪れます。古い石を守るため、ペルーは一日に入れる人数を制限していて、見学する人は決められたルートと時間にそって回ります。多くの人は下の谷から列車とバスでやって来ますが、山の中を通る昔のインカの道を歩いてたどり着くハイカーもいます。
おもしろ豆知識
- 1911年、探検家ハイラム・ビンガムによって世界中に知られるようになりました。
- インカの壁の中には、石どうしがぴったり合いすぎて、モルタルがまったく必要なかったものもあります。
- ペルーは遺跡を守るため一日の見学者数に上限を設けていて、2024年には一日4,500人に引き上げられました。
- 考古学者は遺跡で、モルモットや犬といっしょに、リャマやアルパカの骨も見つけました。
- この都市は、おそらくインカの皇帝パチャクテクの王家の別荘でした。
- 2007年に新・世界七不思議のひとつに選ばれました。
地球儀では
模型では、アンデスの尾根の上にある15世紀のインカの石の都市が見られます。山の斜面の高いところにのっている石の建物や段々畑をさがしてみましょう。
クイズタイム
マチュ・ピチュとナスカの地上絵、古いのはどっち?
答えを見る
答え:ナスカの地上絵(1450年 対 500年) ナスカの地上絵 →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-13





